にゃんちゅ(・ω・` さんの感想・評価
5.0
物語 : 5.0
作画 : 5.0
声優 : 5.0
音楽 : 5.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
タイトルだけで損している作品。私のイメージしている「幼女」はこれじゃない。
Web小説から漫画、アニメへ。原作は未読。
勝手な想像で、幼女が戦争に巻き込まれるのかと思っていたら、
がっつりミリタリーアニメで軍人として戦争に参加していてびっくりした。
魔導師の少尉ターニャ・デグレチャフ(ラインの悪魔)
時折ゲスい顔をするのが印象的で、すぐに虜になりましたねw
ストーリーの開始から、戦争は一方的に壊滅的状態であり
ターニャは少尉の位置にいましたので
過去回に期待しながらも、物語はさくさく視聴できました。
{netabare}
2013年信教など信じていない合理主義者でエリートサラリーマンが
神と名乗る存在Xにより信仰を取り戻させるという理由から異世界へ転生させられ
ターニャとして生まれ変わる。
目が覚めたら1923年の異世界で貧しい孤児院で、
魔導師の適性があるとして
安全で順風満帆の生活を手に入れるために軍隊に志願。
こっちの世界でもエリートコースまっしぐらかw
初っ端の訓練で戦闘になり、離脱許可は下りない…
1人で敵部隊に突っ込み、弾切れを起こすも、敵に向かい自爆。
ほぼ死ぬつもりだったが、奇跡的に生き残り
9歳で銀翼特別賞の栄誉を称えられる←
このころから能力は化物過ぎたターニャであったが、
上には謙虚です。そして計画的です。
存在Xもちょいちょい登場し、
信仰心がないと…創造主を讃えろと…言い争う場面もありしたが、
しかしターニャは奇跡は錯覚で勘違いだと・・・
「誰かにすがるという行為は弱者が窮地に追い込まれてこそのものである。」
かっこいいの一言でしたね。
宝珠を使うたびに神へ祈れすると奇跡が起きるという言いつけに
これは呪いだが生き残る為には使わなきゃなっていうね。
それからの神への祈りの雑さwww
大隊を任されるようになってからの、
部下の厳選・・・厳しい訓練・・・恐怖すら覚えるが
部下への活の入れ方がいい!!
必ず最前線に立つのもいい!!
部下がついて来るわけだ・・・{/netabare}
宗教心とか私にも皆無であるが、戦争と宗教をしっかり弁えた作品であったと思う。
神のご加護ってのは感情を掻き立てるんだな・・・
神はある意味偉大なんだなて思ったよ。
ターニャに関しては
最終的に、神への信仰心より憎悪だったなw
しかし、異世界という意味で「魔道師」設定があるから少々リアリティーには
欠けてしまうのかなって。それも物語ならではなんだろうけど。
楯突いた部下への仕打ちも凄いですが、終始ロリさを忘れてしまう描写が多く、
こんな可愛くないロリ幼女久々?
銃弾1発がミサイル級かよ!?っていうね。
チートですよね? ホント強すぎます。
個人的には、最年少の主人公最強アニメになりましたね。
とはいえ、正義なのかは良く分かりませんが・・・w
しいて、言うならば、転生前の才能を発揮する描写をもっと増やしてくれても良かったんでは?
とは思ったりもしたけどね。
どんな人間だったのか。どんな育ちをしてエリートまで上り詰めていたのかっていうのが、
2話でサラッと流れただけだったので・・・
描写の流れ的に「転生設定必要だった?」と思わせてしまう感じで、
転生前の記憶なんかをもう少し挟んでくれないと、
孤児が生まれながらの境遇に嫌気が指し、神など信じず、がむしゃらに軍に徹する的な
ストーリーでも・・・ってこれは原作潰しになってしまいますね。
opも悪くない。pop
EDも悪くない。ゲスいw
ターニャという人物の内面が非常によく描かれていて
すぐにCD買いました←
全体的に、魅力ある作品だったのは間違いないです。