みのるし さんの感想・評価
4.4
物語 : 4.5
作画 : 4.0
声優 : 5.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
くっそぅ!年甲斐もなくカンドーしてしまったでわないかね!
まずはものすごい丁寧な作りに驚いきましたぞ。
実は2話の体育祭のハナシから見始めたのですが、話の進み方、登場人物の心の変化、キャラ設定からこまかいカット割りなど、すんごい説得力あります。
話はまあ、ボク的にはもはやノスタルジー以外の何物でもなく、実に平凡な当たり前の中学生の暮らしぶりを淡々と描いてる感じなので、いってみれば面白くも何ともないのですが、それだけに自分の子供のころとなんとなく近しく、親近感、親密感がわくのを禁じえません。
なのでおもしろいのかとゆわれればどうなんだろうと思うのですが、とりあえずこおゆう丁寧な仕事をするスタッフさんたちにエールをおくりつつ、最後まで見続けようかなと思います。
おわり。
とか始まった時はゆるいこと書いてましたけど。
いやあ。いまどきこんな純愛なんてあるのかね!?ってくらい純愛でもうほとんど夢心地でしたな。やっぱりこうなんてゆうか、現実にはないと思うんだけども、あってほしいな、って思うような事はいつの時代も心を揺さぶる力があるのだなぁと、改めて思いましたな。
でもその夢心地のお二人さん以外の同級生のみなさんはこれまた今どきの超ロクデナシチューボーたちで、茜ちゃんがなんでそんな奴と仲良しになってるのかはなはだ疑問でしたけども。だいたい中学生の分際で修学旅行先でオンナとホテルいくとか。しかも銭はオンナ持ちとかありえれへんし(怒)。
まあそこはたぶん夢心地のお二人さんがあまりに現実味を帯びてないので、他の連中をえげつなくしてバランスをとろうとゆう設定にしたのではと勝手に解釈しています。
話が進むにつれ、あかねちゃんからチューするようになったり、どんどん男にはまっていく下りなんぞは、中学生とはいえ女だねぇ~と思わず膝をうったりですね。
またそおゆう獰猛な女の性を目の当たりにしてちょっとひるむ感じの男の子(あいつ名前なんてゆうたかな)の心情にもなんとなく同情したりして。『ああおまえそおゆう性格おとなになったら苦労するんだよ~』とか思ったり。
それにしてもラストシーンはうなりましたな。
ラインで言葉を交わしたり、実際会って話したりしてコミュニケーションはしっかりとれてたように思うんだけども、やっぱり小説家を目指してるのなら恋文で思いをつたえんかいな!とずっと思ってましたけども、まあいろいろあってそおゆうオチになりましてですな、なんとなく納得がいったような。
最後のメッセージ(あれは多分小説投稿サイトにメッセージを書いた茜ちゃんへのRESとゆう形での恋文だったような…)は年甲斐もなくカンドーしてしまったですよ!
まま、そんなかんじで見終わった後はいい話だったなぁとしみじみ思う大変良い作品だったと思います。
ちなみに、ボクはあの茜ちゃんと部活が一緒の色の黒い活発な女の子(名前忘れた)。ああゆうこのほうが好き。あれは最後かわいそうだったなぁ。。。