アトランティス さんの感想・評価
4.3
物語 : 5.0
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
いい出会いをくれた あにこれにありがとう。
このすば!2期のレビューに引き続き連続で投稿します。
先ほどのレビューとはテンションが真逆になります。
今回はあにこれの☆にしたがって感想を書きたいと思います。
まずプラスティックメモリーズの概要について。
2015年春期放送。主人公ツカサはギフティアと呼ばれる感情を持ったロボットの回収するため(ギフティアの寿命は9年。終わりには回収して後処理が必要)の部署に配属される。そこで出会うギフティア回収の現実と、一人のパートナーとの出会い。その出会いがツカサの人生を変える。
ちょっと誇大して書くとこんな感じです。
パートナーもギフティアで、今作のメインヒロインのアイラです。
あにこれの画像の子ですね。
●物語
1話がピークとかよく書かれていますが
全然そんなことはありません。
確かに、1話のインパクトは壮絶なもので自分もたった23分に泣かされそうになりました。
ですが、2話以降もアイラとツカサの物語として見ると
どんどん終盤に行くにつれて哀しくなってくるというか、
見るのがちょっと辛かったです。
アイラにとっては壮大な11話で、視聴者側の皆さんにとっても
何か残るものはあるのではないのでしょうか。
ツカサに感情移入しすぎるとこちらも辛くなるし
ミチルに移入すると2人を見守る感じで微笑みを浮かべながら見れる。
結論を言うと、ギフティアであるアイラにも寿命があって、
このアニメではアイラの最後の数週間(ツカサと組むことになったとこから)を1クールかけて描いているんですよね。
見ているとすぐに展開は悟れるし、4話か5話くらいでアイラの寿命については明かされるので、そこからは少しずつ終わりに向かっている感は分かります。
ちょっと残酷な設定にも思えますが
そもそも寿命の設定がないとこのアニメ自体が存在しないし仕方ないですね。
まぁでももうちょっと寿命あっても、って思うところはあります。
前半は回収シーンとかは普通にありましたが
後半はもうアイラとツカサのストーリーになっていました。
デートしたり、オムライス食べたり、アイラがツカサに心を開いていく
過程が見所です。
またミチルやヤスタカ、カズキさんら周りの人達も優しい人たちばかりで
アイラとツカサを気遣って動いている場面がいくつもありました。
それらを見てきてるから余計最後のシーンが悲しかったです。
1クールをアイラとツカサにほぼ割いているからこそのこの感動だったのかなぁと自分の中では思っています。
●声優
アイラ役の雨宮天さんが神でした。
あとヤスタカはザビーダ。(テイルズの)
●キャラ
1クールの大部分をアイラとツカサに割いているといっても
周りのキャラたちとの絡みは豊富です。
会話のテンポやツッコミが面白かったです。
乙女ミチルの可愛さを分かってくれる同志はいたらメッセ下さい。笑
●作画
たまにキラキラエフェクトのかかるシーンはスゴかったです。
ここぞ!というときのキラキラシーンに注目してみて下さい(^^
●音楽
OP、EDともにプラメモの世界観にあったしっとりしていて尚且つ
ちょっとしんみりを感じるメロディでした。
EDはアイマスの千早が歌っています。
・まとめ・
このアニメはあにこれでレビューを見なかったら恐らく視聴していませんでした。
こんないい作品に出会わせてくれたあにこれに感謝、
アイラにまたどこかで出会えることを祈って
レビューの締めとさせて頂きたいと思います。
長文レビューでしたがお読み頂きありがとうございました_(._.)_
(ネタバレしていないつもりですが一応フラッグ立てておきます)