KiHYU37335 さんの感想・評価
4.3
物語 : 4.5
作画 : 3.5
声優 : 4.0
音楽 : 5.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
ふれんどみーつふれんず
この作品は当初0話切りにする予定だったが、Twitterやニコニコ動画で話題になったので観てみた。
観ていて、「これはRPGだろうか」という感想を持った。〇〇にいきたい→なら✕✕探そう→道中イベントというように、シナリオの中でのRPG要素が強い。オートモードで読み進めるRPGと言えば分かるだろうか。
基本的にはキャラクターの可愛さを拝む形ではあるが、様々な謎や伏線(これは回収される)が散らばっており、考察のしがいがある。これはシリーズ構成・脚本の腕が良くないとなかなかできないものである。
さて、この作品の何がヤバいのかというと、脚本の良さを挙げたいところだが、ここでは音楽を挙げる。この作品は明るさの中に不穏さが散りばめられているのが大きな特徴だが、それを上手に表現している。
1番印象に残っているのが、{netabare} 最終回の紙飛行機と特別ED {/netabare} で、心にグッと来るモノがあり、私は気づいたら泣いてしまっていた。
これは他人にすすめても十分良い作品。そして、数年に1度レベルの名作であると、私は評価する。
P.S. 素晴らしい作品をありがとうございましたたつき監督。新規映像の作成頑張ってください。