101匹足利尊氏 さんの感想・評価
4.2
物語 : 4.0
作画 : 4.5
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
総集編リヴァイ兵長
原作コミックは九巻まで購読。
外伝作品はスピンオフコミック『悔いなき選択』(←要するに{netabare} リヴァイ“兵長”誕生秘話w{/netabare})を購読。
TVアニメ二期視聴を躊躇して、本総集編“復習”に寄り道した私。
私が二期に踏み込むのを躊躇させたのは、一期終了から間が開きすぎたのも一因ですが、
変化への恐れも大きかったのだな、とこの総集編後編を見て再認識しました。
謎が幾重にも折り重なった本作。
引き剥がす度、物語冒頭で多くの鑑賞者が抱くであろう、
圧倒的な巨人への絶望といった作風は変化していきます。
もしかしたら近世ファンタジー風で始まったこの物語の結末は
最後はほとんどSF作品に変貌するのかもしれません。
でも後編まで“復習”して私が思い出したのは本シリーズにおけるキャラの魅力。
特にリヴァイ兵長は私にとって、追いかけるに値するキャラだと再認識。
{netabare} 恐怖による“しつけ”を実演するリヴァイ兵長。
拠点の汚れに可及的速やかに対処する潔癖なリヴァイ兵長。
無駄死にするのもさせるのも嫌いなリヴァイ兵長。
結局一人いれば巨人討伐のための組織だの作戦だの不要なんじゃないかw
と錯覚するくらい、恐ろくお強いリヴァイ兵長。{/netabare}
どの姿も素敵な兵長さんです♪
まさにリヴァイ兵長総集編といった感じw
ただし{netabare}便秘を心配する?リヴァイ兵長{/netabare}がカットされたのは不満ですがw
二期以降、踏み外せば破綻するリスク覚悟で飛躍するであろう物語は、
私を感銘させるかもしれませんし、落胆させるかもしれません。
けれど、リヴァイ兵長の暴虐やミカサのヤンデレさえあれば、
私はどんな作風の変化も乗り越えられそうな気がするw
キャラ面でも二期視聴意欲のガス補充ができた。
私にとっては有意義な“復習”でした。