退会済のユーザー さんの感想・評価
3.8
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 3.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
初見心象・・・【優】
初回1時間スペシャルという気合の入りよう。その行為に恥じぬ出来栄えだったと感じます。
{netabare}『アリスの夢』といわれる『想像』を現出できる異能力。その力を研究する機関に不信を抱き脱走する少女「紗名」。そして、いわくありげな過去を匂わせてる頑固(で丈夫)そうな老人「樫村蔵六」と出会い成り行き上、研究機関の追手・雛霧姉妹からの逃走劇。街中で激しいカーチェイス。しかし人死にになるかもしれないほど騒がせた事を蔵六に叱責され心折れる雛霧姉妹と紗名(スジを通す大人ってカッコイイ!)。騒ぎの事情聴衆の為、警察に取り調べを受けるも、紗名はテレポート、雛霧姉妹は身元引受人に引き取られ、取り調べは中止で蔵六は無罪放免(明らかに圧力をかけられる程の力が研究機関にはあるようですね)。
そして蔵六の前に再び現れた紗名を渋々引き取ることに・・・{/netabare}
蔵六、カッコイイですね。昨今の異常事態に対してギャーギャー騒ぎまくるキャラより落ち着いて物事を見据える腰の据わった態度は好感です。
紗名も人とのコミュニケーションに慣れてないのでタメ口・尊大な態度でしょっちゅう蔵六に叱られてますが、それは『躾け』だから仕方ない(少なくなったなぁ、こんな『大人』)
ゆるゆるふわふわな蔵六の孫・早苗(この子も物怖じしない)も程よく不思議な感じがします。
研究所の目的(野望)も気になりますが、蔵六・紗名・早苗の日常生活も注目です。