たわし(爆豪) さんの感想・評価
3.7
物語 : 3.5
作画 : 4.0
声優 : 3.5
音楽 : 4.0
キャラ : 3.5
状態:観終わった
全ての道はソロモンに通ず
1990年代がドラゴンボールの後追いで格闘漫画、アニメブームだった時と同じように、2010年代はファンタジーブームと言っては過言ではないほどファンタジー作品が多い。
最初の作品は間違いなく「ワンピース」であろうが、この時期にほぼ同時にファンタジーアニメが放送されていたと思うとすごい確率だ。
ワンピースやハンターハンター、ナルトは勿論のこと、新参として
フェアリーテイル、青の祓魔師、七つの大罪、鋼の錬金術師(リメイク)、アルスラーン戦記、進撃の巨人、そして今作マギと。。。集英社、小学館、講談社などの大手が挙って激戦を繰り広げている。
最大にヒットしたのは間違いなく進撃の巨人だろうが、
このマギも見返してみると、アラビアンナイトが原作なだけあって、かなりダークであることに気がつく、子どもが見る時間帯にも関わらず奴隷や娼婦といった言葉が飛び交い、残酷な描写も多く一部の性描写も過激なのだからそんじょそこらのお子様アニメとは格が違う。
作画も良好で、非常に楽しめたが、しかし。。少し大人向けに作りすぎたせいでお話に筋がきちんと通ってなく散漫なのと、展開がやや勇み足過ぎるところが難点。
進撃の巨人ほどインパクトもないので、正直佳作なところである。