カンタダ さんの感想・評価
3.8
物語 : 4.0
作画 : 3.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
ニャンコ先生がカワイイ
人付き合いの苦手な夏目が妖とのやり取りのなかで成長していく。
おもしろいのが妖がやけに人間臭いところだ。現実の人間ではあり得ない設定ができるために悲劇性が強調されるため、つい涙を誘う。
鑑賞中に心配だったのが、妖との関係が深まるあまり、夏目と現実の人間との関係性がおざなりになるかと思ったが、杞憂に終わった。そんなところもお気に入りだ。
ただ基本的に一話完結なので、先が気になるという気持ちが弱く、途中で飽きてしまうかもしれないが、それまではきっと楽しめるだろう。
ちなみに戦闘に関しては期待してはいけない。それにしても夏目はよく妖に鷲掴みにされるが、いいかげん避けることも覚えたらどうだ、と苦言を呈したくなるのはご愛嬌だ。