「正解するカド(TVアニメ動画)」

総合得点
71.9
感想・評価
575
棚に入れた
2472
ランキング
1247
★★★★☆ 3.4 (575)
物語
3.2
作画
3.5
声優
3.4
音楽
3.3
キャラ
3.3

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ネタバレ

タック二階堂 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 3.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

優秀なネゴシエーターが宇宙人と交渉。

藪から棒に羽田空港に一辺2キロの立方体が出現。
たまたま居合わせた飛行機が、その立方体に飲まれ消息不明になります。

内閣官房は対策室を設置。物理学者をアドバイザーに迎え、善後策を協議。攻撃を加えると、行方不明だった真道とともに、銀髪の男が現れて…

というお話。
まさに東映アニメーションの本気という感じの力が入った作品。
モチーフがシン・ゴジラなんじゃないかというくらい雰囲気が似ています。

キャスト見たら、また腐向けか?と思っていたのですが、意外と硬派なミステリーになるのかなと。

先の展開が気になるので継続視聴します。

=====0話視聴後、追記です。
{netabare}
いや、これ…
これを密林プライム限定配信して、本放送が1話からって、それが「正解」なのですか?
たまたまプライム会員だから観られましたが、こういう手法ってどうなんだろう…

それとも観逃したのでしょうか?

それくらい重要かつ、必要がある回だと思うのですが…
ただ、0話を観た上で1話を観たら、いろいろとベースが出来て、一層楽しめると思います。
{/netabare}
=====第2話話視聴後、追記です。
{netabare}
これは面白くなりそうな予感がしますね。30分があっという間に感じました。ヤハクィザシュニナの目的はいったいなんなのか。

楽しみです。
{/netabare}
=====第4話視聴後、追記です。
{netabare}
ヤハクィザシュニナから提供される、電力を無尽蔵に作り出せるワムという物体の扱いを巡り、国連会議で管理する方向に話がまとまるという話。

まあ、確かにそんなもんがもたらされたら、おそらくそうなるだろうし、いちおうこれは核のメタファなのだろうなという気はします。

リアルさを追求している感じはしますが、そのために話の展開が遅々として進まない印象。まあ、面白いですし、続きが気になるのは変わらないのですが。
{/netabare}
=====第5話視聴後、追記です。
{netabare}
国連の制裁を防ぐためのワムについての打開策として、もらったワムは国連に提出するけど、その作り方を全世界に発信するという。

う~ん、なんだろうな。
悪くはないんだけど、どうにも話が進まない。
カドとヤハクイザシュニナの登場は派手だったのに、その後のやってることがもの凄く地味…

まあ、面白いんですよ。面白いんですけどね…
{/netabare}
=====第6話視聴後、追記です。
{netabare}
カドに取り込まれた旅客機乗員乗客がすべて解放され、羽田空港にあると邪魔だからカドを移動させるという話。

あいかわらず展開が地味です。
全能感のあるヤハクィザシュニナなのに、カドの空中移動はできないという。で、移動させるには、転がすしかないとw

移転先は、何でか狭山湖周辺。まあ、東映アニメーションが中野だし、多摩周辺でだだっ広いところは狭山湖ぐらいだから、ロケハンも考えての移動でしょうけど、もっと他にありそうなもんよねw

ワムがもたらされ、次なる恩恵は「眠らなくて済む方法」みたいだけど…。いったいヤハクイザシュニナの目的は何なんだろう。

次週予告が既視感。
もしかして総集編とかじゃないよね?
{/netabare}
=====第6.5話視聴後、追記です。

懸念していた通り、総集編…

今期、万策尽きが多くないですかね。
落としてもいいんだという風潮には警鐘を鳴らしたいです。

=====第8話視聴後、追記です。
{netabare}
眠らなくて済むという物体サンサを全世界に同時公開するというお話。

なのですが…
なんでだか、もの凄くミニマムなスケールな話に感じてしまうのです。

このミニマムさは何なんだろうと考えてみました。
異方の世界からカドとともにやって来たヤハクィザシュニナ。彼の目的はいったい何か。という奥行きが深そうな始まりでしたが、その後にワムという無尽蔵に電力エネルギーが作り出せる物体がもたらされます。これを一瞬各国の思惑でどうにかしようという流れになりますが、作り方を公開してちゃんちゃん。

で、今度は眠らなくて済む物体サンサを全世界に公開するわけですが、じゃあそれを見ている描写は日本の近しいキャラのみ描かれているに過ぎず、これがスケール感を出せていない要因かと。

トータルして、ここまでの印象は「なんだかでっかいことやっているように見えて、結果そのへんしか見せてないから小さく見える」という。

ここから少し広がれば面白いのですが…
{/netabare}
=====第9話視聴後、追記です。
{netabare}
サンサを公開。
そしてヤハクイザシュニナは真道に第4の贈り物を見せ、その理解を得ようとするが、彼の言によると「少し急ぎすぎた」ようで、そのために作ってあった真道の数時間前のクローンを起動させ、本当の真道を消そうとする。そこに助けに入ったのが徭沙羅花で、実は彼女も異方の存在だった…。

って、う~ん…
まあ、超展開なのでしょうが、なんというか、それをやってしまったら普通というか。

異方の存在がなんでもアリということだと、ちょっとそれはズルくないかなと。徭沙羅花が今まで生まれ、国家公務員になるまでも、すべて組み込まれたことってことにすれば、齟齬はないものねぇ。

こうあってほしいという結末とは、違うほうへと向かって行きそうな感じがした回でした。
{/netabare}
=====第10話視聴後、追記です。
{netabare}
なんでこんな変なアニメを観ているんだろうと思わされるような、輪廻転生のごとき始まり。手塚治虫『火の鳥』を彷彿とさせられました。

からの、沙羅花とザシュニナのバトル?らしきものを経て、クローンの真道が動き出すというお話。

ちょっと、おやおやという展開になってきました。
なんだろう。このタイミングでそんな風呂敷を広げて、回収できるのでしょうか…
{/netabare}
=====第11話視聴後、追記です。
{netabare}
だからさあ、ここへきてAmazonプライムビデオ限定配信の第0話でしか出てこない刑部製作所をキーとして出すのはどうかと思うんですが…

そして、決してここまで語られなかったヤハクイザシュニナの目的が、沙羅花によって語られます。
「人類を滅ぼそうとしている相手なのに、望みを叶えてあげるなんて」
結局それかいって感じです。

そしていよいよ人類を異方に連れて行く準備が整う。その手始めに片付けるのが、コピーである真道… え? なんで?

いよいよクライマックスです。
腑に落ちる決着になるのかどうか…
{/netabare}
=====最終話視聴後、感想です。
{netabare}
何を言ってんだバカヤロウ!
としか言いようがない結末に唖然です。なんだよユキカって。

いちおう理屈は分からないでもないけど、すべてを解決したのが真道と沙羅花の娘だ? 新世紀エヴァンゲリオンと同レベルで意味の分からないフィナーレ(褒め言葉ではない)。

1クールで消化するには、少し風呂敷を広げ過ぎてしまったようです。
中盤まで、そうとう面白かっただけに、非常に残念でなりません。
{/netabare}

投稿 : 2023/06/15
閲覧 : 408
サンキュー:

15

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