ねごしエイタ さんの感想・評価
4.5
物語 : 4.5
作画 : 4.5
声優 : 4.5
音楽 : 4.5
キャラ : 4.5
状態:観終わった
見た目は幼女、頭脳はおっさん、その名はターニャ・デグレチャフ!
一話では、戦争の前線に立つターニャ・デグレチャフがどんなキャラなのか?を描いていて、幼女とも思えない冷酷な印象があったです。
で次に誕生秘話で、ターニャの前世は現代社会に生きる部下を持つサラリーマンのおっさんだっとぁけなんだけれども、逆恨みをきっかけに命が絶たれる瞬間に、自称神を名乗る存在Xによりおっさんが転生した先が、生まれたターニャだったんですよねです。この頃から前世の記憶を持っていて、ターニャの優れた魔法適正によって、軍に徐々に昇進をはたすんだなぁでした。
前世の記憶から安全な場所で出世して余生を送りたかったみたいだけど、進む方向進む方向、自分の考えた方向の裏目に出てしまって、戦争の最前線を任されていくところも、うまい設定だと思ったです。
時折出てくる存在Xも最後まで謎のままで、これに一泡吹かせるところが見れなかったのは、一つ気になったです。
ターニャの卓越した作戦行動や、能力に次々と戦果を挙げる中、背後いる存在Xの硬骨さもこのアニメを盛り上げたかなぁです。
ターニャの国の上層部が一番最後で、{netabare}詰めを欠いたためまだ戦争は繰り返される結果に終わったけど、そんな中でも{/netabare}最後のあの言動に「幼女の皮を被った悪魔」と呼ばれるほどの幼女らしくない凄まじいさとでもいうのを見せてくれたです。「これでいいのか?」だったです。
コナンとも違う転生で、今の記憶を持ったまま子供だったら、場所にもよりけど私だったら、どうするのかなぁと思ったです。