天地人 さんの感想・評価
3.0
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
ネオSFスーパー英雄(?)列伝42
「日本アニメーター見本市」の作品を観た時は、設定はスゴイが時間が短すぎて、もっと長い作品で観たかったな~と言うのが感想だったんですけど、前後編で長くなった今回の作品の感想も同じになってしまいました(苦笑)
どんだけ、長くすれば満足するんだ(おいっ)1クールにすればいいのか、いや、それでも短いと感じるかもしれない(う~む)
ただ、前編の戦艦の戦闘シーンはホント良かったですね。これを観れただけでも満足です。
時代設定は、技術水準から考えると、おそらく第1次世界大戦から第2次世界大戦の間くらいだと思われますが、観ての感想だと日露戦争くらいに感じました。
物語は龍の歯医者に選ばれた野々子と死から蘇ったベルを中心に進みます。
虫歯菌(バイキンマン?)と化した「柴名姐さん」の裏切りにより、龍の歯と共に地上に落下した野々子ベルが、龍に戻って歯を戻すまでを描いてます。
龍
「歯が抜けてて力が出な~い。」
野々子
「新しい(?)歯よ(チャッチャチャッチャチャッチャー、チャッチャチャーン♪)」
龍
「元気百倍、ドラゴンマ~ン(違)」
まあ、ぶっちゃけ、そんな話なんですが(ウソ)個人的には、途中から出てきたセルペナーダ軍傭兵部隊の隊長である不死身のブランコが気になりました。
何というか、安彦良和や高千穂遙の作品に出てくる、気に入らないが実力のあるおっさんキャラなんですよ。
さすがに龍の上で、集中して銃撃を受けてるのに1発も当たらないのは、オイオイって思いましたが(汗)
前編は中々の出来でしたが、正直後編はちょっと(かなり)時間が足りない感じで消化不良気味でした。
ただ、それを差し引いても面白い作品でしたね。