Derp さんの感想・評価

3.8
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態：観終わった

Saga of Tanya the Evil

毎回凝縮されていて楽しめましたが、回を重ねるごとに自分の中では、これはミリタリー/戦争モノではなく"異世界転生モノ"という印象が強くなってきました。

原作は読んだことがないのですが、アニメのディレクションはどちらかと言うとアクション/バトルアニメ寄りという感じでした。


タイトルは「幼女戦記」ですが、おそらくこれは本を手にとってもらえるようインパクトを与えるために付けられたものだと思います。
英語のタイトルは「Saga of Tanya the Evil」≒「邪悪な者、ターニャの物語」で、内容的にしっくりきます。

主人公は後方で安全な暮らしを望んでいたものの、自身の能力の高さと存在Xのせいもあって最前線に送られてしまうというのが面白い要素の一つです。


総評としては、"退屈はしないが圧倒はされない"といったところ。
たぶん続きがあるのでしょうから、今後どういった局面に向かっていくのかで本当の評価ができそうです。


このアニメの一番のサプライズは総集編回の出来の良さ。要点が上手くまとめられていた。