ダレイオス さんの感想・評価

3.8
物語 : 3.5 作画 : 4.5 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態：観終わった

個人的には終わってみると、この手のアニメには珍しく最後まで見て良かったな・・・になりました。

開始して思うことは、多分主人公と思われる女の子の千矢がいきなり、ラフな格好で
タンクトップな姿でお腹を出しているのですが
別にエロくないと思える開始かな
作画的に艶ぽくないので見ていて残念さはありましたね。
ただし、この女の子は申し訳ないことをしてしまった時に
申し訳ないということでお腹をだしているので
可愛らしいギャグとしてなら笑えなくはない感じ
エロというか微エロはギャグとして使われているので
ギャグとしてなら楽しめるんじゃないかな
個人的にはそこそこは楽しめました。

ストーリーは占い師としてのランクを上げる要素があるみたいで
占い師として修業するのがテーマになっているようですね。
千矢はそこで修業してランクが１番になって
ランクが高い占い師に会えるようになって顔も知らない自分の母親を
占い師に占って探してもらうものが目的で、母親探しもテーマになってたかな
日常シーンをやりながらストーリーを進めてましたね。
占い要素は結構本格的にやっていて結構こっていたと思います。
実際に出来そうな気がしたので占い自体には興味が出たものはありました。
ただ、ギャグもあんまり面白くない。若干滑り気味でした。
可愛いキャラが滑り気味のギャグを言っていることで
妙に安心感が出たり笑いにつながっている部分がないわけではありませんが
純粋にギャグ自体は弱いかな

間に入る女の子同士のキャッハウフフなどの萌え要素も「萌える」というよりはギャグとして
使われていることが殆どなので「萌えアニメ｣というよりは
ギャグアニメの作りでしたね。ギャグとして使われている
萌え要素は、そこそこは楽しめました。
「萌えアニメ」として見るとそこまで「萌える」作りではないですね。
演出や作風的に「萌え」に特化しているわけではないので

ストーリーの流れは占い師になるための修業＋日常系で
ストーリーの流れはあるので個人的には見やすかったな
この手のアニメとしては珍しく序盤からシリアスもあったりするので
淡々としてないのもポイントかなテンポもそこそこ早いので退屈もしにくかったです。
女の子同士のキャッハウフフしながら友情を深めたりとかもあったり楽しめました。
占い要素も上手くストーリーに絡めていたので
占い要素もまじめにやっていたと思う。

６話以降はギャグに切れが出てきてようやくギャグとして見れるように
なってきた感じ爆笑するほどでもないのだけどようやく
ギャグコメディとして機能してきたかな
それが出てくるとか可愛いキャラがドタバタしているだけなんだけど
素直に面白いな・・・と思えるようになりました。
メインキャラの過去の話で、過去に憧れていました的な人がいたって
話になっていて、憧れ萌えとかの作りにもなっていて、そういうのが好きな人はいいんじゃないの？
と思えるシーンもあったかな

後半は本格的にシリアスをやったりしながらキャラが仲良くなるパターンをやっていて
シリアスから女の子同士のキャッハウフフが好きな人ならいけるかなとは思いましたが
作風に合わない本格的なシリアスだから悩む所かな
話自体は悪くないけどね。
友情にはなっているし女の子４人の関係は強まった感じとかは出ていたので
悪くはなかったと思う。
個人的には１０話と１１話は結構引っ張ったかなとは思いましたけど
時間をかけた分達成感はあったので余韻に浸ることが出来ました。

キャラについては見た目は可愛いのだけど
日常パートでキャラ同士の掛け合いの中で
個性を感じるキャラクター描写がよく出来ているわけではないので
見た目以外はどうも個性は感じなかったな
４人とも普通に、いい子だし変にとがった性格でなかったからかもしれない。
千矢は後半はいい子であることがよくわかる描写が多かったので
キャラ自体は好きでしたし
シリアスからのキャラ同士の友情は良かったと思うし
キャラ同士の関係は悪くはなかった。
設定上で個性が存在しているのはわかるので
キャラの設定自体は悪くないと思う。

作画についてはキャラクターデザインはまずまず可愛い感じでしたが思ったよりは地味だったかな
この手の日常系にありがちな派手さはなかったな、オーソドックスなんですよね。
髪の毛とか顔のデザインとか、でもこの地味さは嫌いではない。結構好きでした。
作画の質自体もは綺麗で大きく乱れたりはしなかったです。
比較的安定していたと思います。
背景や美術的な部分は綺麗でしたね。丁寧に描いてあるのはわかりました。
日常系にあったほのぼのとした世界観を演出していたのは良かったです。
作画は総合するとかなり良かったと思うけどキャラクターデザインは地味でしたね。

声優さんについては全体的にメインキャラはあんまり演技は上手くない感じがしました。
特にギャグ時は切れがなかったからな
声質自体もそれ程ピッタリとは思わなかったな良いとは思うのだけど
この手のアニメはあんまり上手くない方が合っている気もしなくはないのもあるし
ギリギリの所をついていたかな、もうチョット下手だっら
気になってたけどそこまではいってない感じ
それにある程度は感情がこもった演技は出来ていたことはあった
とは思うので良かったのではないかと思う。

まとめると、楽しめたのは確かだけど
序盤はギャグも滑っていて、可愛い女の子がやっているから楽しめたかな
占い要素はこっているなとは思いました。
ストーリーに上手く取り入れていたと思う。
中盤以降はギャグアニメとして機能してきて素直に面白いなと思えるようになりました。
後半は本格的にシリアスをやったりして作風に合わないかも・・・と悩む所だけど
内容自体は悪くなかったです。
個人的には終わってみると、この手のアニメには珍しく最後まで見て良かったな・・・になりました。
欠点を言えば作風的に「萌え」に特化しているわけではないしシリアスも多いので
「萌えアニメ」好きな人には合わないのが欠点かな
そのおかげで自分には合っていたのもあるのですが・・・