タマランチ会長 さんの感想・評価
3.0
物語 : 3.0
作画 : 4.0
声優 : 2.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
山も谷もある展開なのにビミョー
四半世紀くらい前に、たしかテレビの特番で作られた作品だった。当時観た印象は、作画が丁寧で、当時のレベルからすると世界名作劇場なみに安定していたけど、薄味で印象に残らない感じでした。今、見直してみましたが、まったく同じ印象でした。小説は面白いのかもしれませんが、アニメは淡々とストーリーを消化している感じで、正直退屈でした。天真爛漫な主人公が、とんとん拍子で出世して、最後に皇帝と結ばれるわけですが、彼女が魅力ある女性として成長していく感じがあればいい萌えアニメになったかもしれません。 主人公の声優が当時アイドルの佐野量子で、棒読みで天真爛漫な感じしか出せなかったのかもしれません。近藤勝也氏のキャラでザで、スタジオぴえろが製作でしたから、当時としてはよいスタッフに恵まれていたのに、残念な作品でした。