戸愚呂(青春) さんの感想・評価
3.8
物語 : 3.5
作画 : 3.5
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
コウハイとコウハイ
タイトルに深い意味はないです。決して。
さて、最初に1つ。
恐らく私はアマガミ信者であり、橘純一を神と崇めていると言っても過言でないくらいにアマガミが好きです。
なので、アマガミと比べるというのは非常に酷というものです。
そもそも同じ土俵に立っていないのですから。
今作の主人公である嘉味田正一の変態具合も、橘先生と比べてしまったらお遊びの様なものですし、何だか無理して変態してる感さえも感じてしまいます。
でもそれは仕方ない事だ。
といくらか割り切って、張り切って書いていきます!
恐らく、アマガミを引き合いに出し行くとは思いますが、これは「セイレン」のレビューです!
アマガミとの比較による落胆と、ちょっとしたファンサービスによる高揚感。その渦中で葛藤する男心、、、
最後までお付き合い頂ければ幸いでございます。(ただの書き殴りです)
◼︎常木 曜 編
{netabare}
おぉぉぉい!始まったぞセイレン!!
な、、、七咲、、、?
お、お前、郁夫!?郁夫じゃないか!!
こんなに大きくなって!!!
姉ちゃん元気か!?!?
あの一言も喋らなかった郁夫が、こんなに立派になって、、、。
姉ちゃん元気か!?!?
と、意気揚々と始まったセイレン。
一番手は「常木 曜」
言わば学園の「ちょっとした」アイドル枠です。
早速アマガミから引っ張りだしますが、森島はるかの様に自然と学園のアイドルになった感じではなく、常木さんは、なろうとしてなった。
というイメージです。
勿論それが悪いという訳ではありません。
彼女はきっと努力していまそこにいるのでしょうから。
何となく言いたいことは、
森島はるかが古き良き時代のアイドル。
常木曜は今活躍しているような、会いに行けるアイドル。
そんな感じです。
天然と養殖、なんて言うのは適さないかもしれませんが、「一番手」の荷は彼女には重すぎた気がします。
まぁ、そんな事言ってますが、キャラ自体は嫌いじゃないです。
ただ、この常木曜編のストーリー。
あの終わり方はいかがなものかと。
あれ、これ4話で終わるのに進展遅すぎないか、、、
と思っていたら案の定。
釈然としない終わり方が、、、
いきなりナカヨシbadのような終わりにしなくてもいいのに!
一番手なんだからもっとベタベタの直球勝負でよかったじゃないか!!
良い点もあります。
ジャージの跡とヘソのコラボレーションを、水平線に沈む夕日と喩えたのは、、結構好きです。
後は、アマガミサブキャラの田中ちゃんの生まれ変わりのような人物がいたこと。吉田麻子ちゃん。いや彼女は可愛かったです。
一番手の重圧という点を省いても、全体的に物足りない!!違う!そうじゃない!
常木さんについてついでに言うと、彼女は後2編に出てくる時の方が凄く魅力的に見えます。
{/netabare}
◼︎宮前 透 編
{netabare}
一番手の常木さん編で沈んでしまったところを、かなり引っ張り上げてくれたのがこの先輩!
生粋のゲーマー!良かったです!
「ゲームやりたいから部活は無理」
このどうしようもないセリフですが、彼女が言うと何故かかっこいい、、、
鹿を育てるゲーム、、、?
どこにでもつきまとってくるこの「鹿」要素なんなんだよ!
宮前先輩の過去とか、抱える悩みとか、結構内容も面白かったです。
先輩のラストは良かったですねぇ、ホッとしました。
そう!これでいいんだよ!!
EDの「ムテキの女神」
1番「らしさ」が出てて良かったと思います!!
1番好きなシーンは喫茶店でお互いの鹿を交配させるシーン。
ここ最高でした。
これはかなりレベルの高い一幕ですね、、、関心してしまいました。
ゲーム内での擬似S◯X、意味深な会話そして、正一のクリームソーダの「さくらんぼ」を奪う宮前ぱいせん。んー、これには脱帽。
後は、好きな子に似せてキャラ作る郁夫。塾の前で待ち伏せする郁夫。
あれ、郁夫も大概きめぇな。
あ、褒めてます。
義理の弟なんで、、、(・∀・)
{/netabare}
◼︎桃乃 今日子 編
{netabare}
うわぁぁぁぁ!!今日子かっわうぃぃぃぃ!!!(☝ ՞ਊ ՞)☝
今日子はビジュアルから1番期待してたキャラでした。
まず、幼馴染枠というところで勝手に同級生だと思ってたところに、後輩という新事実!!(よく見ていれば、後輩ってのはわかるのですが)
これは私にとってひっじょーにプラスです!!!
茶道部の人達も生まれ変わって登場。
田中ちゃんの生まれ変わりとは違って、ほぼまんまじゃないか!
とにかく今日子がかわいい。
それ以外はどうでもいい、と思えるくらいのポテンシャルあります!
宮前先輩が引っ張り上げてくれてからの今日子の直球!この流れ、良かったです!
今日子編、好きな一幕はやはり屋上。
あんまストレートには言えないですけど、様はあのシーンって
あんな体制のなか、今日子のふとももを触り、密着した際、正一の「元気なジョニー」を今日子は腰あたりでそれを感じ取って赤面する、、っていう描写で、間違ってないですよね!?
あの間、からのあのセリフ、、
あーもう!!
この感覚、、、これが欲しかったんだよぉぉぉ!!!
全く、ニヤニヤさせやがって、、
この編の3章に出てくる「十萌インフェルノ」って技があるのですが、あの技鬼畜すぎませんか?
一度食らってみたいです。
EDは桑田佳祐さんの「波乗りジョニー」
{/netabare}
◼︎まとめ
ここまで読んで頂いた方ならわかると思いますが、最初に御託を並べてたいましたが結局最後には割と楽しんでます。
今日子編>宮前先輩編>>>常木さん編といった感じです。
上にも書きましたが、常木さんはキャラ的には決して嫌いじゃないです。
色々可哀想ですが、こういう結果になりました。
ファンサービス的な要素、個人的には良かったと思います。
アマガミキャラの出演(別人ではあるが)以外にも、
正一が萌姉に「女の子の評価を知りたいんだ」って聞きに行くとことか、常木さんの「何歳まで女湯に入ってたか」という質問はアマガミプレイしてた頃を思い起こさせました。
ところで、このセイレンは分割2クール的なもので確定しているのでしょうか?
他3人もやりますよね??
もしゲームがでたら、、、買っちゃうんでしょうねぇ、、、