退会済のユーザー さんの感想・評価
5.0
物語 : 5.0
作画 : 5.0
声優 : 5.0
音楽 : 5.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
お見事。
とても面白かった。
最後の最後まで、どうなるのか、分かりそうで分からないちょうどいい塩梅で事が進むので、一週間に一話ずつがちょうど良くて、考えながら、じっくり見たらハマった。
すべてを見せないところと、無理のない進め方が、このアニメの良さ。
同時期にカルテットというドラマも見ていたのだけれど、どちらも考えながら、じっくり見る作品で、どちらも良くて、いい作品に出会えて良かったなという気持ちでいっぱいだった。
主人公のジーン達には温かさがあって、オシャレ=冷たい、かっこつけではないところがよかった。
全体的に「優しい作品」。
そういうところも惹かれる理由かな。
信じて頼る、こんな簡単なことが、一番重要だった。
人を信じて窮地に立っても、きっと助ける者がいる。
身を挺して守ろうとする者が出てくる。
それはきっと、信頼される幸福を与えられた者だ。
最後が一番すきかもしれない。
もう一周しよう!
キャッチさんのレビュー読んでて、疑問が出てきた。
フラワウ区て仕事をするようになって、ACCAの駐在員リーダーのカナリーが指示がないと動けなくなってたのは、なんでだろ?って考えた。
{netabare}フラワウ区は、資源がもともと豊富な土地で、他の区に資源を与える側。
それが嫌だと思っている。それに人を信用しない。
リーリウムは、グロッシュラーさえ、髪を引っ張って、上から目線で従わせていた。
表明では、笑顔で人当たりがいいように見せかけ、実は裏で人を支配する。
それがフラワウ区の区民性なのかもしれない。
それと、タバコが高課税なのは、クヴァルムが国王の健康に配慮したから。
ドーワーでは、吸うことも禁じられてる。
ジーンがタバコ好きなのは、{netabare}国王譲り{/netabare}かも。
それを象徴的に使うのは…
{/netabare}
声優
主人公のジーンは、下野紘さん。
落ち着いたキャラの主人公ジーンを演じるのは大丈夫かなと、最初思っていたのだけれど、ピッタリ。
全員良かった。
キャラ
各地区で出てくるキャラがいるので、たくさんいるけれど、みんな個性的で、覚えやすかった。
作画
すごく好きだった。
どこを切り取っても絵になる。
遠目のシーンでは、顔が崩れがちだけど、遠目だから、そうなるかもなと。
音楽
ONE III NOTESさんの曲がアニメを盛り上げていた。
アニメを見なくても、曲だけ、聞く機会あれば、聞いてもらいたい。
EDや挿入歌も心地よくて良かった。