どらむろ さんの感想・評価
3.9
物語 : 3.0
作画 : 4.5
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
ねこ擬人化幼女百合萌え?な2分ショート。可愛さ全振りしてますが、短すぎる!
4コマ漫画原作の2分枠ショートアニメ全12話。
人見知りな少女が3匹のメス猫たちと仲良くするだけ…と思いきや
「ネコは人間の幼女みたい」なのが特徴です。
話は2分(主題歌も入れると3分くらい)でアッという間、良くも悪くも内容が無い。
視聴の精神的・時間的コストが軽く、非常にあざとく可愛さに特化しており、過度な期待はせず萌えられるならば。
{netabare}『物語』
小長井友子(ゆうこ)ちゃんは極度の人見知りで学校がニガテであったが、「はぁ…今日も疲れたなぁ~」と帰宅すると…
愛する三匹のネコたちが出迎えてくれるのだった。
…ところが。
ネコたちは、人間のようじょ(みたいな謎生物)なのだった!?
猫の擬人化というメタ的な表現技法なのか?
この世界では猫は実際美少女なのか?
それとも…友子ちゃんの見ている脳内妄想なのか?(この予想が一番切ないが、他の人たちのリアクション見るに多分違う)
…最後まで視聴しても分からず。まあ、かわいいから細かいことはいいんだよ!
見所はネコ美少女たちのあざとい可愛さに加え、友子ちゃんやあづみちゃん、ランちゃん達の美少女日常系。
若干軽微なゆるふわ路線なんですが、いかんせん尺が足りなさすぎる。
人間サイドの話だとにゃんこ要素が足りず凡庸な日常系、にゃんこサイドは可愛いけれど話が広がらず。
何となくかわいいな~、微笑ましいな~と思ったら2分後、アッという間にEDでさん匹のネコたちが踊ってる…
ネコ少女は可愛いんですが、ネコならではの特徴とか思考や行動様式がもっとあれば。
…「けものフレンズ」みたいな。
本作のネコは、普通に人間の幼女でも良かったような。
いやそれだと犯罪か…。
総じて
2分じゃ足りん!せめて5分は…!
本作同様に2分枠で可愛さ特化の「大家さんは思春期」がヒロイン・チエちゃんを早口で喋らせて集中的に可愛さアピールしていたのに対し、本作は通常のゆるふわ萌えアニメのテンポで、ネコ組と人間組どちらもやや物足りない感じ。
ストレス要素は皆無でゆるふわや萌え的には完璧ながら、尺が短すぎて(何となく可愛かったな~)以上の印象が薄いです。
…ただ、その(何となく可愛かったな~)を2分枠で堪能させてくれたのは十分かも。
まさに「過度な期待をしなければ」可愛らしい萌えアニメでした。
※実質的な評価は物語同様4点。
『作画』
なんだこのかわいい生き物は!?
1話での衝撃的なあざとさ!まーしーろーかわいい!まーの服の文字も面白いw
友子ちゃんのキャラデザも好ましく、この絵柄で30いや15分枠くらいで日常系が見たかった。
ある意味本編なEDのネコダンスもかわいい!
ネコ組の出番が無い回も多いのが残念。
『声優』
友子役の上原あかりさんはやや拙いけれど、むしろ人見知り感十分な良配役。
ネコ組の木戸衣吹さん、山崎エリィさん、小松未可子さんのあざとさ素晴らしい。
お嬢様ネコの鵜殿麻由さんも良い感じ。
『音楽』
「にゃんこ is L♥VE!」はある意味本編。本編よりこちらの印象の方が遥かに強い。
あざとく可愛らしい電波ソング、にゃんこイズラブ♪
『キャラ』
人見知りなネコ好き友子ちゃんは、わたモテのもこっちの性格と容姿をグッと可愛くした感じ。
1話が1番可愛かったのですが、以降尺不足で印象薄め。
ヤンチャなマンチカンのまー、無邪気で服に書いている文字含めてかわいい。
シンガプーラのしー、おしとやかなお嬢様でかわいい。
ロシアンブルーのろー、メガネっ子でインテリでかわいい。
ターキッシュアンゴラのエルザ、ポンコツツンデレかわいい。
ネコ美少女の可愛さは満点でした。
白鳥あづみちゃん普通に良い子で美少女なんですが、やはり尺不足で友子とのゆるふわ足りない。
ポンコツ枠の嵐ちゃん可愛いんですが、彼女が出張る回はネコ組の出番が削られるジレンマ…{/netabare}