ストライク さんの感想・評価
4.6
物語 : 5.0
作画 : 4.0
声優 : 4.5
音楽 : 4.5
キャラ : 5.0
状態:観終わった
やさしい世界
原作:漫画 未読
全12話
ネタバレ感想
亜人が世間一般に溶け込む世界での学園ファンタジー
この作品に出てくる亜人(デミちゃん)は、みんな良い子
その他に出てくるキャラにも嫌な人はいなくてノンストレスです。
(自分はゲスキャラがでてくる作品は、あまり好きじゃないので)
3人の女生徒と1人の女教師のデミちゃんには、それぞれ亜人としての悩みがあり、それを主人公である生物教師の高橋先生が親身になって解決していく話でいいのかな?
普通、思春期でそんな状況設定の生徒なら、もっと捻くれてたりしててもおかしくないんだけど、3人ともそんなことなく真面目で良い子達です。
観ていて感動する場面も多々あり、なかでも11話では号泣でした。
ビデオレターからのひかりの励ましは。。。
あんなん絶対泣いてしまいます。
亜人と交流を深め、慕われてる高橋先生を、「がんばりすぎ」と言う教頭先生の件。
教頭の言うことは一理あって間違いではないんだろうけど、
ひかりのセリフで
『「頑張る」に「やりすぎ」なんてないよ。頑張って前に出てる人に「出すぎだ」なんて文句言うのはおかしい』
『頑張ってる人に対して周りができることは頑張りが報われるよう支えたり感謝を伝えたり…もしもその人と足並みを揃えたいなら自分も同じくらい頑張ることじゃないかな』
ここはホントその通りで、良い事言うな~って思った。
デミちゃんの身体の状況も解らない人に、悩み相談なんてできないし、解ろうともしてこない人には尚更です。
高橋先生は、最初の理由こそ、デミちゃんへの興味からくるものだったけど、それだけじゃなく、一人の生徒として悩みを聞く先生だったから慕われるようになったんです。
そこだけ見て「頑張り過ぎ」はないよね。
だったら他の教師達も頑張れよ!と言いたくなる。
(教頭がそこまで言うならこの問題を職員会議で議論すればいいじゃん!ってね)
結局は、高橋先生の行動に感化された佐竹達を見た教頭も納得してくれて、単にいじわる言う教頭でなかったことに安堵でした。
アニメで亜人というファンタジーの世界だけど、これって道徳の授業にできる題材だよね。
2時間の劇場版にまとめて観せたら全然できると思った。
今の小中高の学生さんには、沢山の人に観てもらいたい作品ですね。
原作ストックが溜まったら、是非2期が観たいです。
OP:「オリジナル。」 歌 - TrySail
ED:「フェアリーテイル」 歌 - 三月のパンタシア
両方とも作品にあってて良かったです。
どっちも好きだったのでCD購入しました。
最後に
高橋先生って、何気に天然ジゴロですね(笑)
あと、
ひかりの笑顔が最高でした!(癒されました)
あの笑顔がもう観れないかと思うと残念です。
自分はひかりが大好きです。 ^^