ninin さんの感想・評価
4.3
物語 : 4.5
作画 : 4.0
声優 : 5.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
余韻を楽しむ作品
原作未読 全12話
昭和元禄落語心中の2期です。1期から観ることをオススメします。
1期は第2次世界大戦前後の2人の落語家のお話が中心で、今回の舞台は昭和の後半、1期でも出てきた与太郎たちと師匠の八代目有楽亭八雲のお話となっています。
1期で凄く盛り上がって終わったのでどんな展開になるのか楽しみにしていましたが、ドキっとするシーンや心に響くシーンも数多くあって私の想像を上回るお話でしたね。
落語のシーンも健在で、あらためて声優さんの凄さが分かりました。
終盤はまさかの展開でしたね。{netabare}(まさかの死後の世界でしたねw 八雲・助六・みよ吉、3人が揃うとこの作品らしく感じます){/netabare}
観終わって私の勝手なイメージですが、1期は序・破・急と進んでいって終わりましたが、この2期は観終わった後に余韻を楽しむ作品だと思ってタイトルにしました。
最後はきちんと終わっていますので、1期を観て好きになったら是非観てくださいね。
OPは1期と同様に作詞作曲は椎名林檎さん、林原めぐみさんが歌っています。切なくなる曲でした。
最後に、この作品と同時期に某N◯K番組で「超入門!落語 THE MOVIE」というのが放送されましたが、こちらは落語を実写化して実際に寄席で落語をしている落語家さんたちの声で演じていましたね。この作品でも取り上げられた落語のお話もあって落語初心者の私には面白かったです。4月からE○レでも放送があるみたいなので興味がある方は観てくださいね〜