ねごしエイタ さんの感想・評価
4.7
物語 : 4.5
作画 : 4.5
声優 : 4.5
音楽 : 5.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
挫折の下の太陽
映画.comなどで、このレビュ作成時点においてランキングが1位になっている事、レビュなどで興味を抱き、吹替版を見に行ってきたです。何で平日にと思ったら、春休み中で親子連れ賑わう中の鑑賞になったです。久々にこんな感じも悪くなかったかなです。
何といっても各キャラの歌唱力が、凄かったです。見に行って素晴らしいと思ったです。見に行って損はなかったです。モアナの歌とかもいいと思ったけど、それ以上の衝撃だったです。
子供の頃に羊のナナ・ヌードルマンの舞台をきっかけに劇場の舞台の虜になった主人公コアラのバスター・ムーンの現在における生き物達とのハチャメチャあり、涙あり、挫折あり、元気あり、感動ありのアニメだったです。
印象に残ったのは、出だしのゴリラのジョニーの歌がうまいのなんのって、と思っていたら後に次から次へと個性的なキャラの歌が光ったです。
倒産寸前になったバスターの劇場を再生するために、バスターは昔目にした舞台への情熱を胸に歌唱オーディションの選考を賞金つけて行うことにするです。そこから、手違いがあってそれをよそに、ショーを成功させるべく進んでいくですよねです。
キャラそれぞれ個性的です。ジョニー以外にも家事の合間にグンター(豚)とレッスンこなすロジータ(豚)、レッスン中失恋したロックのアッシュ(ヤマアラシ)、欲張りだけど歌と音楽はピカ一のマイク、舞台で働くことになったけど、内気で秘めた才能を持ったミーナ(像)みんな良かったです。あと親友のエディ(羊)、秘書のクローリー(トカゲ)も個性的だなぁです。
それぞれのキャラの織りなす内輪の事情も物語にうまく組み込み進む設定は、思っていた以上に私には面白かったです。その中でも、家事をいない時にも工夫してこなし、後半スーパーで踊るロジータが、絵になってたです。リハーサルのライトアップが、面白く夢の舞台みたいだったです。
後半予期せぬトラブルに見舞われ、バスターが落ち込むけど、体を張って働くシーンやミーナの秘めた歌声がgoodです。
遂に行われたステージは、正に挫折の下の太陽とでもいうような素晴らしいもので、一つ一つの歌が終わった瞬間拍手したくなるぐらいだったです。 息子の歌を聞いて、派手に飛び出し駆けつけるキャラもいるぐらい、見てる私もその気持ちに共感できた感じです。
歌は人の心を繋ぐとでもいうのでしょうかです。歌は、「神秘、元気、勇気、希望、命、愛」と言うとワルキューレみたいですねです。
各キャラ甲乙つけがたい歌、演出だったけど、ラストを飾ったミーナ、凄かったです。
このステージが、後の感動のフィナーレにつなげるのは、過言でもなかったです。「これでいいのだ!」です。見に行って良かったです。
結構、長い時間のアニメという事もあり、字幕版鑑賞は、別の日に見たいと思うです(英語良く分からないけど・・・)。
(余談)EDは長かろうと、全て終わってから席を立って欲しいと思いましたです。前を横切ろうとされたし・・・。良かったのになぁ・・・・!
2017 3.28
字幕版見てきたです。 英語ほんの少し聞き取れするぐらいでよくわからないけど、米国アニメということもあって、外人声優の声がバスターなどに日本語声優さんともどこか違う雰囲気を見たと思うです。
こっちのジョニー、ミーナ特に歌良かったです。他のキャラも当然中々だったです。字幕版もおすすめです。