Kog さんの感想・評価
3.6
物語 : 2.5
作画 : 4.0
声優 : 3.0
音楽 : 4.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
二期の最終話手前まで観終わって
二期最終話一話前まで観終わって、評価が急落した事を踏まえての感想。
一期は面白かった。
今思い返しても面白い作品だったと思う。
戦闘を増やしてもいいと思うが、火星を拠点に様々な既存勢力の中を渡り歩きながら自分たちの居場所を作っていく成り上がり物として良い作り方をしていたと感じる。
オルガは鉄華団の兄貴分として団員の信頼と期待を一身に受け、時には押し潰されそうになりながらも懸命に大人社会のルールに下げたくも無い頭を下げながら皆の居場所を作る為に奮闘する。
時には非情な決断を下しつつ、団員の為と言いながらも団員を死地に送り出すことへ葛藤するなど、一人の人間らしい弱さも垣間見せるドラマの作り方も好印象でした。
ただ、やはり子供の夢想だけでは現実を勝ち取ることは難しく、避けられないタイミングで圧倒的な猛威を奮う災禍も存在する。遭遇してしまった不運を嘆きながら過ぎ去るのを堪えるしかない。
そんな厳しい現実を、三日月とバルバトスが物理的に打破していく爽快感が単なる戦記物ではないガンダム作品の良さを感じさせてくれました。
一期の評価は『3.5』
無駄に感じるエピソードが若干多く、展開をもう少し急いでいいかなと当時は感じていました。
ちなみに二期の評価は『1.5』
一期+二期なら、うーん・・・・・・やっぱり『1.5』!
結論として、結局回収されなかった伏線もちらほらありますし、二期まで観た後なら50話中30話ほどは観る必要は無かったかなと評価を改めました。
脚本って大事ですね。
キャラが劣化したり、重要な人間関係を構築していた人物が銃で暗殺されて死んだり、酒でも飲みながら書いてたんですかね。
一期で思い入れが出た分、反発力で急速に墜落した作品でした。
人が死ねば感動するなんて勘違いはいい加減止めて欲しい。
視聴者の期待を裏切るのと期待外れを混同しないで欲しい。
個人的にOP1がとても好きで、Man With A Missionをこれで知りました。