四畳半愛好家 さんの感想・評価
3.3
物語 : 2.0
作画 : 4.0
声優 : 3.5
音楽 : 3.5
キャラ : 3.5
状態:観終わった
エイリアン達の純愛!
『アマガミ』に続き、ヒロイン(今回は3人)毎に独立した4話の物語で完結するオムニバス式純愛アニメ。ハーレムものではありません。
『アマガミ』でも思ったことですが、相変わらず発想や展開、セリフがぶっ飛んでて、どこか自分の知ってる「青春」とは違う。いやむしろ、自分が知ってる「血の通った人間」と登場人物たちがずれている…まるで「エイリアン」のように・・・・・・ってのは少し大袈裟ですが、相変わらず驚かされます。
そこの「ズレ」のおかげで所々笑えて、飽きずにみれるのですが…笑
個人的ヒロインランキング!!(←どうでもいい)
1位:桃乃今日子(9~12話)
幼馴染の妹系?ヒロイン。個人的に圧倒的1位!物語は王道中の王道!最初のヒロインに置くにはやや地味だったかも知れないので、最後に彼女を持ってきたのは上手いかも?
こんな可愛い幼馴染がいれば…。しかし、{netabare}「毛編みのパンツ」を作る辺り、彼女もなかなかのサイコパスですね…。
告白の返事も「食べながら考える」って…笑{/netabare}
2位:宮前透(5~8話)
ゲーム好きなクール系ヒロイン。ゲーム好きって言うのはオタク的にはポイント高いでしょう!ただ、物語の進展が遅いのと、イマイチ盛り上がりが少なかった気がします…。
ヘッドショットにこだわるよく分からない性格。「バス停はヘッドショットで即死しないんでしょ?」
3位:常木耀(1~4話)
クラスの中心にいるような(ビッチ系?)ヒロイン。遊んでる感を出しておいて、実はそんなに遊んでないって感じのヒロイン。合コンツアーに行こうとしてる設定とか…やや苦手。でも他のルートの「邪魔になってる」常木さんは案外素直そうで、少し可愛く見える…。
オタクをターゲットにした作品にしては、オタクが苦手そうなタイプのヒロインですよね…。ただ、声優が人気な方なので、それなりに人気なヒロインなのでしょうか?キャラデザは一番好きかも?
以下個人的に笑えた変態&宇宙人シーン{netabare}
①常木「私が座ってた机をじっと眺めて背徳感を味わってたじゃん」
この展開、『アマガミ』っぽいけど、よくわからん笑
➁正一「ジャージの跡とおへそがこんな刺激的なコラボだったなんて… まるで水平線に沈む夕日じゃないかっ」
前作同様、主人公の変態度高し。これは名言。
➂噂「夏期講習にわざわざ彼氏のジャージを着て歩き回るビッチ」
勉強合宿で女子高の生徒を煽っているとの噂。本当によく分かりませんが、不思議と笑えてくる。そのあと、正一は『どうせ自販機にもエッチな事してたんでしょ!』という謎の誤解を受ける…なんじゃそりゃ。
④牛乳風呂でダブルピース
何もいえねー…。
➄宮前「交配するの?しないの?」
正一「俺と宮前先輩の子孫を残すと思うと緊張しちゃって」
鹿のゲームの話です…。④と併せて、6話はヤバいと思います。
⑥「メスにも生えるのか、やはり淫獣だな」
トナカイの角について…。
➆正一「スカートの上からでも成長具合が想像できちゃうじゃないか!」
先ず、下着売り場に今日子と行くというシチュエーションに宇宙を感じる。ツリーの飾りが下着でできていたり…(ちなみに電飾は「サンタ部」と言う暇そうな団体がやってるらしい…。)すごい世界です。
⑧正一「イブの夜は一緒にプロレスごっこしようぜ」
郁夫「ダメなんだ!今の不抜けた俺なんかじゃ、プロレスごっこの相手にもなりゃ…しない」
イブに男二人でプレスごっこって…こいつらいかれてやがる!
⑨正一「隣の優しいお姉ちゃんみたいなら、毛糸のパンツに穴はいらないだろ…」
この気付きのシーンは天才だと思います。いや、文字通り「女」と思われてるわけではないだろ!!
⑩正一「今日子のつむじが丸見えじゃないか!」
独特なフェチをお持ちで…。正一は、赤ちゃんのおしゃぶりと同じように、パンツを握っていると落ち着くらしい。
{/netabare}
他にも意味の分からないシーンは無数にあるアニメでしたが、キリがないので割愛。
正直ネタとして楽しめる作品でしたが、他人に勧められる作品ではありませんでした。EDを各ヒロインが歌ってるのは良いと思いますが…。
たぶん主人公の変態っぷりは、『アマガミ』と同じレベルなんですが、なんかこっちの方が弱弱しくて、好きになりづらいキャラだった気がします。
ヒロイン力も「今日子」なら『アマガミ』ヒロインとやりあえそうですが、他はあまり魅力的ではない気が…。(個人の趣味の話ですが)
続きがあるなら、次のヒロインに期待してます。しかし、実は他のヒロイン3人も既にちょいちょい出てきていたのですが、正直あまり魅力的でない予感が…。