どらむろ さんの感想・評価
3.7
物語 : 3.5
作画 : 3.5
声優 : 4.0
音楽 : 3.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
ポケモンやデジモンを低年齢向けにした感じの朝アニメ。久野ちゃん幼女ユイちゃんかわいい♪
オモチャ会社のタカラトミーが企画した、土日朝アニメ全47話です。
主人公の少年が、ワンダー星の王子ワンダとコンビを組み、カメラっぽいアイテム駆使してプログラムのモンスター召喚したり、プログラムのモンスターと戦って捕獲していく。
デジモンと違い、あまりガチバトルではなく、ドタバタコメディー色が強い感じ。
特に凄く面白い程では無かったですが、子ども向けアニメとしては安定していたのでは。
声優面ではワンダの山口勝平さんもさることながら、久野美咲さんの幼女が可愛い♪
{netabare}『物語』
宇宙からやってきたパートナーと、主人公がコンビを組んで頑張る、王道な子ども向けアニメ。
「ポケモン」や「デジモン」路線の「プログラムのモンスター」な系譜、悪さをする「バグミン」を「カミワザショット」で捕獲してデバックし、手持ちの「プロミン」を増やして、またバクミンと戦う(というより、追いかけっこ)したり。
中盤にライバルのマサト&マイティ組とのバグミン捕獲合戦になってからは、多少は追いかけっこの面白味が増している。
展開はワンパターンですが、バグミンの悪さは身近な日常生活を困らせる感じのイタズラが多く、作風は明るくコミカル寄りで親しみやすいのが良い。
ワンパターンとはいえ、バグミンのバリエーションは豊かなので、飽きさせない。
また、ワンダは地球の生活に不慣れなので、地球(というかに日本)の文化ギャップコメディーな側面も面白かった。
主人公ユートと、ワンダが非常にゆっくりとだけどベストパートナーになる感じや、ワンダとユートの妹のユイちゃん(CV:久野美咲さん)との絆萌え辺りが見所に。
他の友人たちとの関係も中々良い感じ。
要所にワンダとお別れかも!?な展開で緩急つけているのも良い。
…ただ、マサトとの和解の流れはやや浅くて残念。
この手の王道展開、(フレッシュプリキュアのキュアパッションとか、テンカイナイトのゲン君など)「最初ライバル→和解して味方」はおいしいお約束なので、もう少しドラマが欲しかった。
マサトの事情はかなりシリアスなんですが、良くも悪くもストレスフリーで軽く流した感。
ラスボス戦の盛り上がりもそこそこ。せっかく仲間にしたマサトがスタメン落ちで勿体ない。
ラストは王道な流れで後味は良かった。
総じて、特に大きな盛り上がりは乏しいけれど、47話に渡り安定して楽しめた佳作でした。
バグミン騒動はあれど、概ね日常系ドタバタコメディーとして見た方が楽しい。
印象は薄めながら、朝の子ども向け番組としては良かったのでは。
『作画』
安定感あり。少女たちが軒並み可愛い、特にユイちゃん可愛いです。
プロミンたちのデザインや、アクションもまずまず。
『声優』
ワンダ役の山口勝平さんのマスコット寄りな演技が光った。
素直に楽しい、流石です。
久野美咲さん流石に幼女絶品です。
…正直、久野ちゃん出て無ければ本作視聴するか微妙だった。
『音楽』
主題歌は後期の「バグっていいじゃん」が好感持てる。
『キャラ』
犬型宇宙人で独特な喋り方、呑気で少し抜けているワンダのキャラが面白かったです。
山口勝平さんの好演も大きい。
ユートはこの手の主人公としては優等生で可もなく不可も無く。
妹のユイちゃんがめっちゃ可愛かったです。
純粋無垢な幼女!優しい!久野ちゃん!
久野ちゃんもといユイちゃん目当てで子ども向け朝アニメ観ていた…
ワンダとの絆は尊いです。
クールなライバル、マサトは普通にカッコ良かった。
良い素材だったのですが、敵対のシリアスさと和解後の活躍がイマイチで勿体ない。
その他仲間たちもキャラ立っており、きちんと役割を果たしていたのは好印象。
ミライちゃんニコルちゃんも可愛くて良い感じ。
親たちのキャラも立っている、大人が存在感示せる作品は好印象。
敵はお約束な女リーダーに部下の男2人。
大ボスのバグデス様はイマイチ存在感無かった。{/netabare}