天地人 さんの感想・評価
3.0
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
ネオSFスーパー英雄(?)列伝36
ぼうや~良い子だ寝んねしな~♪
ナレーション
「まんが日本自主制作アニメ(って違う)」
え~っ、この作品は神戸芸術工科大学の自主制作アニメです。
とある街に、道路を挟んで向かい合う2軒のアンティークショップがありました(by 市原悦子)
そのウインドウに、それぞれ1体の少年と少女の人形が飾られおったそうな(b y常田富士男)
いや、題材は昔話ですけど、舞台は明らかに日本じゃないし、昔話というより童話っぽいです。
(そもそもナレーションもセリフもない作品です 汗)
お互いが相手の人形に恋をした人形は、夜になると動き出し、相手に手を振りますが、合う事が出来ないもどかしさに、少年の人形は拳を握ることしか出来ません。
そして、そんな二人を見つめるネコ・・・
そんあ日常に、ある日変化が訪れます。
少女の人形を気に入った客が買っていってしまったのです。
空っぽになったショーウインドウを見つめる少年、そんな姿を見たネコは人形を乗せて店を飛び出します。
一方、少女の人形は買われた先で幸せに暮らしていると思いきや、女の子に片手を掴まれたまま、振り回されている状態(おいっ)
夜になると動き出し、悲しみにくれる少女、そんな少女の前に現われる少年。
(少女)誰?(少年)ドロボーです。(少女)ドロボーさん?
(女の子)可愛い顔をして もう男を引き込んだか、人形の血は争えんな。フフフ・・・わがオモチャにふさわしい
(いや、カリオストロの城でもないって)
それはともかく(おいおい)一緒に逃げ出した二人ですが、あるアクシデントで少年の足は壊れ、それを助けながら歩く二人の前に無常にも降り注ぐ雪、力つき雪の中に倒れこむ二人
まあ、ここで終っても悲劇としてそれなりの作品に仕上がったと思いますが、最後にオマケがあります。
そこは観てのお楽しみという事で感想を終らせていただきます。