ガムンダ さんの感想・評価
3.0
物語 : 2.0
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 3.0
キャラ : 2.0
状態:観終わった
量産型アニメ
中学生になった目的意識の薄い主人公が「何部に入ろう?」から様子のおかしいよさこい娘に感化されてつられて入り、次第に仲間が増えてって成長していく。
というお話。
もう類似作品を挙げるのがめんどくさい王道ベタベタの作品です。
見事なまでのテンプレ展開ですが「展開すりゃ良いんだろ」的な雑さを感じずにはいられません。
なるべく途中断念はしたくないので、作業しながら最後まで観ました。
画は綺麗だと思います。
アニメの世界では高校生と中学生の区別がつきませんね。
リアルで言うとどっちに近いんだろう、と思いますが、なんとなく小学生くらいの精神年齢に感じます。
それとアニメの世界では毎度毎度「生徒会」が出てきますが、リアルの世界では実際やってる1%未満の生徒以外はやりたがらないし近寄りたがらないくせに。みんな密かに憧れてるんですかね。
話逸れたついでに、アニメの量産化について。
{netabare}
素人なので知りませんが、アニメの製作もコンピューターが大々的に利用されて省力化が進んでるでしょうから、手描きの頃に比べれば素早く作れるようになったんだと思います。
それで視聴者を飽きさせないように次々新しい企画を考えるわけですが、こうも同じ事の繰り返しでは、市場の乱獲になって成熟しないまま廃れる危険はありはしませんか。
結局アニメの面白さって、映像や音楽以前に中身だと思うんですよ。
省力化できる部分に任せて量産し、その量産ペースに呑まれて省力化出来ない部分の手を抜かざるを得ない。
庶民の手に届く工場で量産された安くて良いもの。
マスプロダクションの定型がアニメの世界にも当てはまりますね。
でも本当に良いものは量産工場では作れないものです。
最近アニメにもホンモノとインスタントがあるんだとわかってきました。
決してそれが悪いと言う意味ではないです。
生活民需品まで全てハンドメイドのブランド物になったら生活できませんし。
{/netabare}
そんな事をここに書きました。
代表して書かれた「ハナヤマタ」さんごめんなさい。