天地人 さんの感想・評価
3.0
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
ネオSFスーパー英雄(?)列伝34
「日本アニメーター見本市」の第16弾です。
この世界での太陽系第三惑星(地球)は、全宇宙百景に選ばれており、人気の観光地スポットであると共に、凶悪な侵略者が狙う危険地帯となっています。
そんな地球を守るため太陽系には8人の番人がおり、月にいるトキオはその最後の砦であったというのが設定のようです。
そんなトキオですが、彼と無線で交信しているヒロインのセツコと一人二役を林原めぐみさんが演じています。
緑溢れる庭先を移動するトキオですが、進んでいくとそこは月だったという描写には、何も予備知識無しで観たので、おっと思いました。
そんな彼のもとに強力な侵略者が現われという言う連絡が入ります。
海王星のゾフィー、天王星の初代ウルトラマンは既に倒され、土星のセブンもやられてしまいます。
木星のジャック、火星のエースもやられ、ついに暴君怪獣タイラントは月に・・・って、それウルトラマンタロウだろうが(おいっ)
でも、このアニメでも襲ってくるのは宇宙怪獣だし、あんまり変わらない気も(汗)ダンス仲間である火星の番人も敵に殺され、涙するトキオなんですが、いかんせん、時間が7分程度なんで、物語がサクサク進んで思い入れも感じないまま、あっと言う間に終ってしまいます。
しかも、必殺兵器である「メガカノン」の攻撃描写が変なんです。
(そうです、私がヘンなおじさんって、違う)
倒された怪獣がかわいい猫モドキに変わり、それを観たトキオが倒さないまま終るのもなんだかな~って感じでした。
中盤まではシリアスモードで良かったんですけど、後半のこの描写にはう~んってなりましたね。
ラストはメルヘン的な終り方でしたけど、出来れば1時間程度の作品で観たかったです。