jintan117 さんの感想・評価
4.2
物語 : 4.5
作画 : 4.5
声優 : 4.5
音楽 : 4.5
キャラ : 3.0
状態:観終わった
SFだけど、リアルに考えさせられる。
どうも!jintanです( *`ω´)
今回は「寄生獣 セイの格率」のレビューをしたいと思います。
どこにでもいる普通の高校生 泉 新一。ある夜、突然右手に寄生した「パラサイト(寄生生物)」である「ミギー」と共存することになる。そのパラサイトは人間に寄生し、人間を喰らい、形を変幻自在に変えることができる化け物。新一はパラサイトと人間の中間に立つ者として深く関わっていくことに‥。
序盤で断念したやつは大損!
序盤はまぁよくあるSFだな程度に思っていたが、見進めていくうちに、「人間とは一体、何なのか」という壮大なテーマを扱っていく。人間の悲しいという気持ちは何なのか、何を基準にして生まれる感情なのか、人間という生物は地球にどのような影響を及ぼしているのかなど。このアニメは普段気にせず、考えなければ避けて通れる人間の深く暗い部分に触れていた。
パラサイト集団のボス兼市長である広川剛志は言った。
「人間に寄生し生物全体のバランスを保つ役割を担う我々から比べれば、人間どもこそ地球を蝕む寄生虫!いや‥寄生獣だ!」
僕もたまにそう思うことがある。この地球から人間がという「寄生獣」がいなくなれば、もう少し地球は上手く回っていけるんじゃないかって。
なんだかとっても心にグッときたアニメだったよ。もっと評価が高くても納得できるかな(。-_-。)
最後まで見てくれてありがとう♫
ではまたよろしく( ´ ▽ ` )ノ
P.S.
見返してて思ったんだけど、終盤で広川市長は人間だったことが発覚したけど、11話でミギーが「台かなんかの上に6人仲間がいる」のようなこと言っていて、実際に車の上には市長を含めた6人しかいなくて。‥ん?どういうことだ。って矛盾を感じた。結局どっちなの?わかった人は教えてくれ!