jeaklb さんの感想・評価
4.3
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 5.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
タイムリープの要素を加えたサスペンスドラマ
原作は未読の状態で視聴しました。
現代の都会の雰囲気と少年時代の北海道の田舎の雰囲気と
景色も時代も全く違う2つの舞台をリバイバルを使って行き来して
未来を変えようとする主人公は見ていて面白かったです。
少し残念だと思ったのは第一話と最終回に出てきた蝶の謎。
蝶の説明や何故主人公がリバイバルの能力を持っているのかが疑問でした。
個人的にはこのような解説や考察のところも描いてほしかったです。
あともう一つは6話のもう一度戻るシーン。
これは大きな謎です。
劇中で主人公が最後のリバイバルだと言っていましたが戻る回数は限られているのでしょうか?
SFという観点で見ると物足りなさがありましたが人間ドラマに関してはかなりの出来だと思います。
特に雛月と二人の児童と母親を殺した相手がまさかの先生だったとは驚きました。
真犯人が学校の先生という信頼を置ける立場を利用しているところもかなりゾクゾクしました。
そして歴史改変後の2003年の時点で犯人は殺人未遂の容疑で逮捕される瞬間はとてもすっきりした感があってよかったと思います。
個人的には8話が一番好きです。
悟の母が作った朝食を見て涙する雛月のシーンなんですが見ているこっちも泣いてしまいました(笑)
私自身も同じような貧乏経験をしていたので自然と涙が出てきてしまいました。
食べ物の有難みはすごいですね。
あとは最終回の主人公が病院から自殺しようとするシーンはガチで死ぬんじゃないかと本気で思ってました。
これがタイトル通りの僕だけがいない街になるのかと思いきや、仲間に助けられたシーンは予想外でした。
でもハッピーエンドな終わり方でよかったと感じました。
声優陣は主人公を俳優がやっていますがどちらも役に合ってたと思います。
大人の悟は最初は違和感ありましたが、少年の悟はEDクレジットで女優がやっていたことも気づかないほどハマリ役でした。
音楽に関しては☆5ですね。
OPはアジカンの[Re;Re;」はかなりお気に入りの曲です。
EDも演出もサビも最高ですね!
サントラも豪華で鳥肌が立つくらい素晴らしい曲です。
タグにも書いてある通り本当に一話を見だすと止まらないくらい惹き込まれるアニメです!