ダレイオス さんの感想・評価
3.2
物語 : 2.0
作画 : 4.5
声優 : 3.5
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
1期の時点ではこの評価ですね。1期の時点では・・・
ストーリーは主人公の唯が高校生になった入学式から始まる。
新しい生活がスタートする場面から始まっているようですね。
まず思うことは主人公は、しっかりとした性格ではなくて
世間知らずだったり、頼りない所が目立ちますね。
立ち位置としては駄目な主人公という感じかな
この主人公が軽音楽部に入り
色々学園生活をおくるのが中心となってましたね。
やっていることは部活動ものではあるけど
部屋にこもって雑談中心のコメディかな
ただ、飛びぬけて面白いコメディとかではないですね。
段々キャラの性格がわかってくるものが多いけど
くだらない系統が多かったですね。
くだらないから笑えるものだったと思う。
しかしそのくだらなさが人を選ぶ感じはしましたね。
一応部活動アニメなのでまじめさがないのは欠点かなと思う。
自虐ネタも多いな主人公は駄目な子なので
それをコメディにしていたことが多かった。
笑えるけど、まじめさが欠けているのは気になるね。
騒がしいことも多いのでこの手の日常系にしては退屈は
しなかったです。
なので中身はともかく退屈しないで見れる作りだったのは確かかと
軽音楽部だけど、ひたすら雑談中心のコメディなので
軽音楽部が舞台であることを時々忘れる作りでもあったかな
軽音楽部が舞台のアニメと考えると、それで良かったかになると悩むな
そして軽音楽部の活動の話もあったとしてもコメディになっていることが多いな
笑えるのだけど、話はよくよく考えると悪ふざけにも見えたな
例えばギターを購入する話は冷静に考えるとパワハラだし
ギャグとしては笑えるがやっていることはいいことなのかは悩む
中盤で判明するのだけど、実はメンバーは軽音楽部員ですらなかった的な
展開は笑えるのだけど、夏の合宿の後に手違いで軽音楽部が存在せず
勝手にやっていただけってのは、今まで君らは何をやってたのかね?
になるし、冷静に考えると中々酷い。
そして、そんなことばかりやっていたにもかかわらず実は演奏は上手くて
練習もしていた展開で、出てくるキャラが努力してました的な演出をやられても
浅さは目立つな、過程を描けてないのに感動を狙おうとしても
ストーリー構成としてはどうなのかな?になる
そのシーンを見ても何かおかしいな?を感じてしまうのが何とも・・・
そして本来なら9話はそういった、軽音部を非難し見つめなおす回だったはずだけど
自分たちの自虐ネタにしかなっていなく
何か変な脚本だったかな、新入部員が軽音部は遊んでばかりで駄目だと批判するのは
いいのだけど、新入部員がその後、何故か軽音部を見直す流れになるのだけど
軽音部のメンバーは何か反省してたのかな?何もしてない気がするのだけど・・・
楽しく演奏して演奏が上手いってだけですね。
うーん、何か違う気がする。
それで見直すのは、何かおかしいとは思いました。
駄目な主人公達を肯定しているのがなんとも・・・
そういう部分はちゃんとしておかないと、お話としてはかなりまずいかな
なのでこのアニメはまじめな部活動アニメと見てはいけないな
なので個人的には萌えアニメやコメディアニメとして見てました。
音楽をしていない時は萌えるシーンが用意されていて
色々なコスプレをしたりしているシーンは可愛らしい女の子の姿を楽しめばいいし
澪なんかは臆病な性格をいかした
女の子らしい可愛いエピソードがかなり用意されていて
個人的には、いいな・・・と思いました。
無理をしないで日常系をやっている場面はそんなには悪くは無いと思います。
唯と妹である憂との関係も、良い姉妹らしいエピソードがあり
その関係は素直に楽しめたし、いい話だとも思いました。
普段の会話は女子高生らしい所が多くて
いくら食べても太らない唯の話を
みんな羨ましがったり、後半は意外にも女子高生らしい描写も増えて
軽音楽部に所属する女子高生らしい微笑ましい部分はあったと思います。
後半は浅い友情も見られたり
キャラもサブキャラに憂や梓など魅力的なキャラの見せ場も増えたし
見れない内容ではなかったかな
個人的には憂が姉である唯のために頑張る所とかは好きでした。
うーん、変な話ですが音楽活動している以外の時が
好きてのは何だかな・・・のアニメでした。
何でこんなことになったのかといえば
駄目な主人公達を肯定したストーリーだったのが全てだったかな
本筋のストーリーは良くなかったと思います。
作画については当時としては十分だったと思いますね。
キャラの作画は安定していて萌えアニメとしては
満足出来るクオリティーはありました。
演奏時の作画も頑張っていたのではないでしょうか
演出も場面場面で光る部分もありかなり良かったです。
声優さんについては、わりと若い方が多かったですが
極端に下手とかは感じなかったですね。
結構上手かったです。
梓役の竹達さんが少し気になるかなと感じたぐらいで良かったです。
劇中曲については音楽アニメなんですが
劇中のBGMは特に印象には残らなかったな
雰囲気に合った曲や場面場面に合った劇中曲は流れてないんですよね。
劇中曲自体はそこまでは悪くはないのだけど
音楽アニメだけどBGMはそれ程は・・・でした。
まとめると騒がしい作りなので日常系にありがちな退屈な作りになってないのは良かった。
コメディアニメとしてなら、くだらなさが笑えるものだったと思う。
ただ、ストーリーの本筋が酷いのでまじめな部活動アニメとしては見れないのは痛い。
まじめさに欠ける内容では評価的には苦しいでしょう。
中身が薄いとか日常系にありがちな欠点ではなくて
脚本の悪さが目立つ
萌えアニメやコメディアニメとして見るのが正解かな
1期はいまひとつな評価になりましたが
実は個人的には2期は2010年に見た時は、かなり良かったと感じました。
いつ2期を再視聴するかわかりませんが
良かった部分が強化されて見れる内容になったのではないでしょうか
1期の時点ではこの評価ですが・・・