pikotan さんの感想・評価
3.9
物語 : 3.0
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
第1話で力尽きた?
自称マクロスファンですが、デルタは少し残念でした。
年末特番を見た時点では期待値MAXで、4月からの放送が楽しみで仕方ありませんでした。
実際第1話を見たときには「来たー!!やっぱりマクロスは面白い!」ってウキウキ気分でした。
同時に「アクエリオンロゴスのようにならなくて良かった」という安堵感もありました。
シリーズ作品を見ている人なら思わずニヤリとする、オマージュ要素も盛り込まれ、第1話エンディングで流れる「いけないボーダーライン」も良曲で、第2話以降への期待は大いに膨らみました。
それがどうしてこんなことに?
私が過去作や歌、三角関係、バトルといった、マクロスの定義にとらわれ過ぎているせいでしょうか?
所々楽しめるエピソードや多少盛り上がる回もありましたが、全体を通して見ると盛り上がりに欠け、日常系アニメのように淡々と物語が進んだ気がします。
2クールもあったのに勿体無いです。
歌は良かったです。当初は菅野さんが手がけたフロンティアまでの、数々の名曲に比べるとレベルダウンを感じましたが、聞き続けるうちに慣れてきて以外と良曲揃いだったと今では思います。
やはり恋愛関係とバトルが、私の残念の原因ですね。
今回はアイドルユニットで女性キャラの数が増えたので、あちこちで恋愛話が発生するのかと期待したのですが、主役級のフレイア、ミラージュ、ハヤテのところでも恋愛要素は少なめで、他のキャラでもそういう雰囲気は醸し出すものの発展することなく終わってしまった感じです。
マクロスFのときは、ジェフリー艦長に恋するモニカの件だけでも楽しめたのに…。
バトルに関しても、バルキリーの可変機能はほとんど生かされず、空中騎士団がやってきてはちょこっと戦い帰って行く展開ばかりで、しかもマクロスの売りであるはずの、そのドッグファイトが迫力不足でした。
私が期待し過ぎてハードルを上げてしまったのかも知れませんが、個人的には第一話が盛り上がりのピークでしたね。