ルル さんの感想・評価
4.0
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
戦争の犠牲者は必ずしも生き物だけではないって事だね。
この映画には、これ以前にWebアニメ配信として公開された「planetarian ~ちいさなほしのゆめ~」という5話からなる物語が存在します。しかし別にそれを観なくても、この映画には何ら影響ありません。映画の中で5話の物話はほんの少しカットされていますが語られているので大丈夫です。ちなみに私は両方観ましたが、個人的にはWebアニメ配信の方が好きです。
内容は滅茶苦茶シンプルで、かつ登場人物もかなり少ないのでボーっと観ていも理解できると思います。相当大まかに言えば、世界大戦ため街のデパートの屋上に置き去りにされたプラネタリウムの解説員であるロボット「ほしのゆめみ」。その後戦争が終わり、廃墟と化したのその場所に1人の男が現れる。そしてこの映画は、ゆめみと男とが出会ってから数十年が経過したところから開始されます。そんな感じです。
それにしても泣けます噂通り。はっきり言って反則です「ほしのゆめみ」のキャラは。ロボットゆえに純真で純朴でけな気で。ただ、ちょっと泣きの演出があざとすぎる感はありました。作り手側の「お前らどうだ?この場面で泣けよ ほら早く泣けよ ほらっ ほらっ」という声が聞こえてきました。(それが分かっているのにうるっときちゃう私ってアホですね)
ロボット「ほしのゆめみ」役の声優(すずきけいこ)さんはかなり頑張っていたと思います。プラネタリウムの場面でのセリフが長いものが連発だったので、きっと大変だったと思います。