ジパミィナ さんの感想・評価
3.4
物語 : 3.5
作画 : 4.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.5
キャラ : 3.0
状態:観終わった
個人的には過大評価な作品 65点
作品の好みによると思いますが、歴代興行成績1位としては、とても評価できないです。
正直、「君の名は」や「アナと雪の女王」に勝てる要素がほとんど無いと思ってます。
湯婆婆とかはジブリらしいキャラだと思いますが、「ラピュタ」のドーラの変化球的なキャラであり、ドーラほど魅力あるキャラには感じられません。
また、釜爺も使い回しにしか感じられず、呆れるレベルです。
一番は物語が面白く無いです。
タイトル通り神隠しにあい、元の世界に戻る為に奮闘して、無事帰還するだけであり、そもそも神隠し自体に理由が無いので、不思議体験をする為のこじ付けであり、異世界に入り込んでしまうという設定にしたいだけだと思います。
かおなしの必要性も無い登場に、坊という登場させるとパターンが決まってしまうキャラ、ハクの魅力不足とキャラの魅力が大きいジブリ作品の中で、何でこんなキャラと感じました。
「ナウシカ」や「ラピュタ」のようにキャラの魅力が無く、記憶に残るセリフも無いです。
湯屋など、柱になりそうな舞台はあっても、スター性のある役者がいないと舞台だけあってもダメなんだなぁと思います。
ジブリやディズニーは隠し要素や本編で語られないその後やもう一つのエンディングなどが、後から話題になりますが、作品に後出しは無く本編で完成できない作品は正直視聴者に対して、無礼であると思います。
こども向けの作品なので、シンプルなお子様ランチの様な作品でありつつ、随所に職人の技が光るという、玄人の仕事が施されていた「ナウシカ」や「ラピュタ」の輝きはこの作品には無いと思います。