Lovin さんの感想・評価
3.7
物語 : 3.5
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 3.5
キャラ : 3.5
状態:観終わった
観た感じ
■情報{netabare}
原作:池田晃久
監督:稲垣隆行
シリーズ構成:山口宏
キャラクターデザイン:藤田まり子
制作:GONZO
話数:1クール全13話
OP:「COSMIC LOVE」
by 水樹奈々
ED:「Dancing in the velvet moon」
by 水樹奈々
{/netabare}
■感想
知識:原作漫画未読
鑑賞:レンタルDVD
概要:人外型ハーレム系
設定:入学する高校に向かう主人公は・・・
成分:ハーレム、パンツ、色んな意味で人外
{netabare} 主人公は一時高校浪人に陥りそうになったが、父親が酔っ払って帰宅する途中に拾った落し物を拝借した結果「陽海学園」に入学することになり、無事高校浪人を回避できた。先ず拾った入学関係の書類を拝借する時点で両親が鬼畜。両親の人間性を疑いたくなる。でもそうしないと話が始まらないのでしつこく食いつかない。
あとはハーレム展開にありがちな「毎回違うキャラが登場」。雪女を除いて主人公に対する好感を持たずに登場するが、何故だか主人公に行為を寄せる結果になる。そんな話が2~3話続けばハーレムの完成である。でもハーレム展開はハーレムが完成してからが華なのでこちらも必要以上に食いつかない。
じゃあ何処に食いつくのかと言えばやはりパンツだろう。描かれる回数がそれほど酷いわけでもないし、あざといアングルが多いわけでもない。当然パンツを甚く好んでの食いつきでもない。まるでスカートなどファッションアイテムであるかのように、コマの端々に鮮やかな色合いが描かれていて、それが印象に残っているのかもしれない。これは2期を観ればより顕著になっている、と言うかインパクトも2期の方があるので気に入った方は2期も観ることをお奨めする。
ハーレム要員については、各キャラ共にそれなりに魅力はあるものの、主人公に対する行過ぎた感情を剥き出しにしている、所謂テンプレである。そして感情の表現が、キャラの個性も相まってかなり過激である。あとハーレム要員ではないが、担任の教師が貧乏くじを引くタイプで結構笑えた。だがそこに食いついたりはしない。
1期は主人公の特性が話の中心になる。主人公は学園で唯一の存在であるため、学園でも一部の生徒には案外注目されている。基本的に学園に所属する皆が本性を隠しており、かつそれが高速だったりするのだが、ヒロインがそもそも中々の存在なので、こちらのほうが注目はされている。その辺りの設定はファンタジーの世界では様々で、ある古典的作品に由来しなければならない理屈などない。だから食いつくつもりは全くない。
ヒロインの声優の存在が大きいと思う作品だが、ラスボスはガンダム世代には十分過ぎる存在感の方が担当しており、またそれに見合ったキャラでもあった。
しかし詰まるところ、印象としては「成分」に記載した内容で概ね賄えるのではと考えている。パンツが大好きな方にはお奨めできる作品ではある。{/netabare}
■蛇足{netabare}
2期OPの存在感は尋常ではない。
{/netabare}