古酒（クース さんの感想・評価

3.2
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態：今観てる

超

私にとって、ドラゴンボール改とは

味のしないガムと同じである。

Zをリアルタイムで観れなかった救済措置的な作品であり、
Zと見比べて、どこを残し、
どこをカットしたのかを理解する、マニアックな編集教材である。

よって、私は観てない。

そして、スーパーになる訳だな。鳥山明が関わっており、
GTは無かった事に。別の世界ともいえる。

{netabare}
さて、この作品の内容は。
バトル物がメインであり、その合間あいまで
ギャグ回、日常回があるのが特徴と言ったところか。

鳥山明はバトル物より、ギャグや日常を描きたいらしいので、
そこが魅力と言えば魅力である。・・・が
かつて、Dｒマシリトが
鳥山明にギャグをやらせてはいけないと言う発言が
身に染みるほど実感できる内容とも言える。

どこをターゲットにしているのか、まったくわからないギャグである。

一方、メインのバトルと言えば、先に上映された
神と神、復活のFを薄く引き延ばしたような酷い有様である。

ここの製作はドラゴンボールを
薄く引き延ばさないといけない衝動にかられる、不治の病の病におかされているのか、
それとも
伝統工芸の金箔と同様、薄く引き延ばす技術に誇りを持っているのか・・・

とにかく酷いのである。

これが序盤の印象である。
流石にドラゴンボール大好きな私でも、避難したいと思えたので
暫く様子見していた。復活のFが終わる辺りを待つ事にした。
{/netabare}

すっかり忘れて、気がついた時はゴクウブラック篇になってた。
{netabare}
久しぶりに観てみると、なかなかに面白い。
強さ設定がもう訳のわからない事になっていて、

最強のブルーとスーパーサイヤ人１が
なんだか同じくらいの強さに見える。

ゴクウも公式でクズロットさんになっている。
べジータのキャラ崩壊が微笑ましい。
鳥山明ファンも納得なネタも随所にあり、

アラレちゃんまで登場すると言う、サービス精神にあふれている。

そして今現在、全宇宙を巻き込んだ武闘大会が開催されるとこ。
ゴクウでなくとも、

オラ、ワクワクすっぞ！な、展開になってる。

悟り飯の復活を願う！←これが大事。
{/netabare}

とにかく、だ。この時点でこの作品は

ドラゴンボールを語る上で、ネタ、笑いを取るための
超重要な作品になる事が確定していると思う。

語りたい者は是が非でも、観るべし。