ルル さんの感想・評価
4.7
物語 : 5.0
作画 : 4.5
声優 : 4.5
音楽 : 5.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
隠れた名作。見た方がいい。
これは名作です。見た方がいいですね。この作品は全13話なので、私は夜更かしして一気見コースでした。
『軽音楽同好会として学園祭のステージに立つことを目標として北原春希がメンバーを募集。1人目は学園のアイドル的存在である小木曽雪菜。もう1人は春希と同クラスでかなりの難のある冬馬かずさの計3名。つまり、男子生徒1名、女子生徒2名の計3名でメンバーを結成。』←←←この時点でなんか嫌ーな予感がしちゃいました。後々ややこしい問題が起こると。考えてみてください。男1人に女2人ですから。そうしたらやっぱり後半.......。予想通りの展開でした。
10話からの演出は秀逸でした。高3の新学期である4月から5月、6月、7月、8月、9月と、冬馬視点で淡々と描く冬馬エピソードが絶妙でした。冬馬の不器用さが痛々しく、胸が痛くなりました。冬馬の気持ちが切ないですホント。
作品中の音楽も良かった。3人のメンバーが学園祭で演奏した音楽も良かったし、冬馬が弾くピアノの選曲も良かった。特に、3人の関係の分岐点である学園祭の後の夕暮れに冬馬が音楽室で弾いていたリストの愛の夢 第3番は、そのシーンとぴったりマッチしていて良かったです。(7話)
最後に一言。 「春希は最低の野郎だ! こんな奴が一番嫌いだ!」