天地人 さんの感想・評価
3.0
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
続私的アニメ感想簿69
名作「まんが日本昔ばなし」の映画版第1作目の作品です。
とある旗本の屋敷
「越後屋、お主もワルよのう」
「(いよ~っ、ポンポン)待てぃ」
「な、なにやつ」
「桃から生まれた(バーン)桃太郎っ」
ご存知、高橋秀樹の代表作「桃太郎侍」のアニ・・・って、違うわい(汗)
1977年3月に開催された「春休み東宝チャンピオンまつり」の1本として公開された作品で、TV版の第6話の前半で放送された「桃太郎」のブローアップ版ですね。
そういう訳で、当然上映時間は13分と短いです。
なお、同時上映は以下の通りです。
※キングコング対ゴジラ(リバイバル版)
※巨人軍物語 進め!! 栄光へ
※円盤戦争バンキッド(バンバン、ババババンバン♪)
※ヤッターマン(う~ワワワ、ワワンワ~ン♪)
あれっ?カッコ内で説明しようと思ってたら、途中から歌になってしまった(これこれ)
なお、このまんが日本昔ばなしですが、「東宝チャンピオンまつり」だけでなく、「東映まんがまつり」でも映画版が上映されたという、珍しいアニメです。
まあ、内容は簡単明瞭で、短い時間内でよくまとめられてますが、犬・サル・キジにきび団子を与えて家来にするシーンは、セリフだけでさらっと終らせてます。
で、この桃太郎が全然カッコよくない(苦笑)そこがこの作品らしいと言えばそうなんですけど、最後まで観てしまうんですよね。
これはナレーションを担当している市原悦子さんと常田富士男さんの力による所が大きいのかもしれません。