天地人 さんの感想・評価
3.0
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
続私的アニメ感想簿68
野球アニメの金字塔「ドカベン」の映画版第1作です。
で、明訓高校の話だと思ったら、 鷹丘中学編なんですね、これ(苦笑)
まあ、さすがに柔道編じゃなくて、安心しましたが・・・
TV版第15話「おーよ!ピッチャーで四番ズラか?」の再編集版なんですけど、タイトルは殿馬のセリフ風なのに、話の内容は岩鬼が主役というのがドカベンらしいですね。
なんせ、主役はドカベンこと山田太郎(なんか、表札とか書類の書き込み例の名前っぽいですね 汗)なのに、この岩鬼とか殿馬、里中の方が目立ってるという不思議な作品ですから。
でも、それまでの根性論とか魔球が主流だった野球アニメに、リアルさを加えた作品だけあって、キャッチャーというピッチャーなどに比べて地味だったポジションの魅力が存分に描かれてます。
(当然、ピッチャーも含めた他のポジションもそうですけど)
内容は、(TVの)前回でピッチャーを降ろされ、野球を辞めてやる発言をした岩鬼に、プロの試合を見せる事で、自分の間違いを分からせる話です。
で、岩鬼に野球場に行かせるために、夏子さんに誘わせるという(笑)
そりゃあ、喜んで行きますよ。
観にいった試合にワンちゃん(王選手)が出てるのが、時代を感じさせますね。
夏子さんの前だとコントロールがいいのに、山田の前だとノーコンに戻ってしまう岩鬼(おいおい)
岩鬼をわざと怒らせて自分に球を当てさせる山田、さすがにキャッチャーだけあって策士ですが、いいかげんにしないと死んでしまうぞ(う~ん)