ふりーだむ さんの感想・評価
3.0
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
初めて見たプリキュア。友情と自然がテーマの個人的には「感動作」。
プリキュアシリーズ3作目(2代目)。二人の中学生の女の子が「滅びの力」で世界を支配しようとするアクダイカーンに泉の郷を追われた精霊フラッピ、チョッピの力を借りてプリキュアに変身し、泉の郷を取り戻すため、アクダイカーンとその手下達と戦うお話。
娘が幼稚園の友達から聞いて興味を持ったので、娘と一緒に初めて見たプリキュア。26話から見始めて最後まで見ました。
流れ的には女の子が変身して悪者と戦うといういたってシンプルな幼児向け勧善懲悪のストーリーで、咲と舞、二人の女の子の友情と、諦めない心、自然を守るというテーマがあるように思えます。
咲と舞、両方共元気で可愛く、可愛らしい変身アイテムで変身するので、親としてはプリキュアシリーズ(実際見たのはこの作品と、5、5GOGO、フレッシュ、ハートキャッチ、スイートの途中までですがw)の変身アイテムやら武器やらを毎年、新しいの出るたび買わされる始末^^;男の子の戦隊シリーズと同じようにお金がかかりました^^;
後に見る5シリーズやフレッシュ等々、近年の作品は最終的に悪者とも分かり合う、または悪者にも事情がある、みたいな少々幼児には難しいんじゃないか?みたいな流れですが、前作(初代&マックスハート)は見ていないのですが、この作品は最終的に悪の大ボスを倒してハッピーエンドという分かりやすい結末になっております。
前半を見ていないので薫、満との関係がイマイチわからなかったのですが、当初敵だった(らしい)この二人も、咲と舞に感化され、最終的には協力し、最後の敵との戦いでは協力して戦っています。
薫と満、この二人はアクダイカーンから命を授かっており、悪の消滅により消えてしまう運命ながら、命尽きるまで咲と舞と行動を共にしたいと強く願い、最後の戦い後、一度息を引き取るも、精霊とフィーリアの力で息を吹き返します。
初めて見たプリキュア作品でしたが、最後の2話にわたり、何度も絶望の淵に立たされながら、諦めない心で、月の力と風の力を借りてプリキュア(もどき)に変身した満と薫とともに、4人でゴーヤーンを倒すラストバトルが印象に残っています。何度倒されても立ち上がり、「花はなくても土があるラピ、風はなくても空があるチョピ」フラッピ、チョッピの言葉で再び立ち上がる4人が良かったですね、あまりに良すぎたため泣きそうになってしまいました。ゴーヤーンを倒し平和を取り戻した世界で迎えたラストシーンもほんとに感動的でした。子供向けながら、ほんとにいい作品だな、と感じた記憶があります。
このあともプリキュアシリーズを子供と一緒に観てきましたが、この作品ほど感動をもらった作品はなかったですね。どれも良い作品なのですが。(特にほーこさまがプリキュアになった「ハートキャッチ」も別の意味で印象的ですが^^)
娘が成長し、近作は見なくなりましたが、映画のオールスターズシリーズは欠かさず見ております。新旧プリキュアが共演するこのシリーズはとても良いですね^^
これからも、本編を見ることはないかと思いますが、「一プリキュアファン」としてオールスターズシリーズを見ていきたいと思います。