どらむろ さんの感想・評価
3.2
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.5
音楽 : 3.5
キャラ : 3.0
状態:観終わった
体育会系(日本社会?)あるあるコメディー?通して10分弱くらいで苦笑い(いい意味で)w
北陸朝日放送のローカルアニメですが、YouTubeでも公開されてました。(終了日未定)
1話辺り45秒程度で全9話。
野球部員の、あるあるネタ・シチュエーションコメディーでしょうか。
正直なところ可もなく不可も無いのですが、サクっと観れるのは良いかも。
私は野球自体に全く興味が無いのでピンと来ないのですが、野球好きな方ならば合うのでは?
そんな私でも、何となく(そうかもな~?それは恥ずかしいかもな~?)と共感するシーンもありました。
{netabare}『物語』
野球雑誌「野球太郎」の編集者・菊地選手さんの取材に基づいている模様。
野球部員の苦労(というか、ささやかな心労?)を、面白おかしく描いている感じ。
あまり専門的な話は無く、野球部でなくても日本人ならば気持ちは分かるかも?なネタ多かったです。
母親関連のネタが比較的面白かった。
試合観戦しに来たお母さんが日除け完全武装で恥ずかしかったり、ユニホームに背番号縫ってくれたけど位置がズレてたり、ここら辺は少しクスリとしました。
野球部(に限らず体育会系?)特有?の理不尽ネタは、正直さほど面白くないです。
面白くはないけれど、コメディーネタとしては笑えなくもない。
両チームが試合後にどちらが後片付けをするかで双方自分がやると譲り合う(というか片付けの権利奪い合う)…
一見清々しい?でも実は思いやりではなく、監督に怒られるのがイヤだからであった…
他にも合理性よりも根性(を見せる、というポーズ)が重んじられる風潮。
うーむ、野球部に限らず、日本社会ってそーいう側面もあるからなぁ…。
こういう「場の空気に合わせないとダメ」的な雰囲気は、野球部ならずとも少し共感してしまいました。
…これらはネガティブな見方ですが、良い感じにコメディーに昇華されていて、さほど不快感は無いです。
総じて1話辺りが数十秒でテンポ良く、若干苦笑いしつつもコミカルにサクっと楽しめるショートアニメでした。
評価は2.5か迷う。
野球部特有の機微はサッパリ分からんのですが、まあ悪くはないコメディーだったのでは。
『作画』
絵も動画もチープながら、ショートコメディーとしては最低限表現されていた。
『声優』
岡田健志さん、林照さん、ちゃ~り~さん、CHASOさん(女性)と本職ではない方々が担当。
作風やキャラには合っていて、結構悪くは無かったです。
『音楽』
OPとEDが無駄に良曲。
主題歌詐欺な気はしますけどw
『キャラ』
監督、冴えない選手2人(柴山ケンタ、脇田太)女子マネージャー。
そこそこキャラは立っていたような。{/netabare}