セメント さんの感想・評価
3.8
物語 : 3.5
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 3.5
状態:観終わった
撮らないで~上げないで~呟かないで~
原作がBOWIという表記になってますが、何かの頭文字でしょうか。
Bはバンダイビジュアル、WはWHITE FOX、Iはインフィニットですかね、Oはなだろう。
<物語>
和風変身美少女と癖の強いビジュアルでありながら、物語は真っ直ぐの正攻法で攻めてきていて安定した面白さがあったと思います。
「ガンパレードマーチ」的な異次元人と戦うSF設定は飾り程度に、家族や友人との絆にスポットライトを当てて丁寧に描いている点が魅力ですね。
特に父と娘の関係性は、一朝一夕では辿り着けない洗練度合いを感じられる優れた作品です。
<作画>
WHITE FOX初のオリジナル作品です、俄然気合いの入れようが伝わってきました。
2016年冬のインフィニットは本作と「フリップフラッパーズ」とずれ込んで来た「レガリア」に携わっていて、業界全体の趨勢を担っていたような気がします。
<声優>
といちゃん役に諏訪彩花さん、ゆまちん役に大空直美さん、お二方とも透明感のあるお声で耳にすんなりと馴染みました。
<音楽>
OPの「蝶結びアミュレット」は極めて名曲ですね、歌っているのはアイカツで有名なSTAR☆ANISの面々。
私は最初スフィアが歌っている物だと勘違いしていましたが、スフィアが歌っているのはEDですね。
<キャラ>
ゆまちんが何よりも良いキャラしていました、6話のOPは笑っちゃいました。
ズカズカと人の心に土足で入り込んでくるタイプで、といちゃんだけでなく視聴者の心も踏み荒らして去っていた13話の"ゆまちん、まとめました〜何も着てなくて…夏〜"はゆまちん好きなら必見ですよね。
冬コミ(C91)のインフィニットブースでといちゃんとゆまちんの等身大3Dモデルを投影したパネルが設置されていて、触ってOKということだったので触りまくって来ました。
胸を触ると"変態さんですかっ!"とゆまちんに罵られました、生きてるって素晴らしい
Magical GirlではなくApotropaic Girlです、テストに出ます。