退会済のユーザー さんの感想・評価
4.5
物語 : 4.5
作画 : 4.5
声優 : 4.5
音楽 : 4.5
キャラ : 4.5
状態：観終わった
『映画版』だワッショイ！
2012年TV放映の「ソードアート・オンライン」、2014年放映の「ソードアート・オンラインII」の続編でファン待望の映画。
なので前知識がないと全く楽しめないから前2シリーズは絶対見ておかなければなりません。
AR(アグメンティッド・リアリティ＝拡張現実)体験ができるシステム「オーグマー」。
従来のVRシステムと違い、専用ヘッドセット装着により現実世界にいて仮想ビジョンを見たり体感(恐らく感触とかも脳に信号を送ってるのかな？)できて、今のスマホやタブレット並みに各種情報端末にもなる優れもの(でも電話機能は無いようで)。
その中で人気のリアル「モンハン」のようなARゲーム「オーディナル・スケール」。特定のフィールド(施設)に出現するモンスターを討伐し、勝ち進むことで序列ランキングされ、ランクにより協賛各社から特典が送られる。さらに人気のAR歌姫「ユナ」が出現すればボーナスステージに。
しかし出現モンスターがSAOの階層ボスキャラが出現しだしてSAOサバイバー(帰還者)プレイヤーが負傷する状況に陥ると、SAO時代の記憶が喪失してしまう事件が頻発しだして・・・アスナもその犠牲に(喜びも悲しみも、キリトと共に命をかけて生き抜いた思い出が消えてしまう・・・)。
「オーディナル・スケール」での隠された陰謀とは？事件の影に動くエイジの思惑とは？キリトはアスナの記憶を取り戻し「あの約束」を果たすことが出来るのか？キリトの前に現れるデジタルゴーストの少女の正体とは？・・・・
映画割引の日に見てきました。若い人ばかりの中に白髪のオッサンが混じっているのはチョット恥ずかしかったです(好きだからイイじゃないですか)。
世界観的に、ほとんどの人が街中でオーグマーを装着してるようなので違和感無いようにふるまってますが、着けてないものから見ると引くでしょうね。(ブルートゥースのハンズフリーマイクで大声で電話してる人を見かけたら独りゴトを言う危なそうな人だと思って一瞬、引いちゃいますよ。未だに。)フルダイブのVRと違い無双のキリトも流石に手こずるようで。
キリトとアスナの関係も落ち着いた感じのラブラブっぷりもイイ感じ。今回の件でさらに絆が深まった感じがします。（しかし一部の輩からは相変わらず情けない僻みや嫉妬・やっかみで喚いてるようですが・・・）
そして「2号」の座を狙うシリカ＆リズ。シレっとしててもチャッかりキリト狙いのシノン。大人だけど相変わらずタメ口されるバイプレーヤーのエギル。今回、悲惨な目に遭ったクラインと風林火山メンバー達。
オーグマーのおかげでリアルでも出現可能となったユイ。剣道部合宿であまり出番がなかったリーファも、こっそりアミュスフィアを持ってきてたので・・・と懐かしの面々の健在ぶりが楽しかったですね。
{netabare}
クライマックスは、もうサービス満点！
{netabare}
アインクラッド100層のボスキャラを倒さなければならない『状況』になって、挑むのはキリト・エギル・リズ・シリカ・シノンのたった5名！
地道にHPを削ってもすぐに自己回復する厄介な相手。しかも早く倒さなければ現実世界に危機が・・・
そこへ一時期のアメリカ映画のようにユイの呼びかけで騎兵隊の如く駆けつけてくれたプレイヤー達！
リーファにシルフ領・ケットシー領の両領主様。サラマンダー領主の弟で血の気の多そうな武闘派のアノお方。GGOからもその他大勢・・・
そしてアスナも参戦！ユイが用意したSAO時代のコスで挑むキリトとアスナ！！
「唸れ二連撃！切り裂け、マザーズ・ロザリオ！」と思わず心の中で呟きながら見てしまうほど熱くなってしまいました。
いやー、いつもながらいいノリでしたね～。{/netabare}
キリトとアスナ。危機的状況で出来たカップルは長続きしないというのが昔からの定説ですが、まだまだ油断できなさそうな状況のようなので安心(？)してよいものか。
エンドでは次回の伏線が用意されてましたね。
来年あたりTV放送で映画を放映して第３期アリシゼーション編に入るのかな？長編らしいので何期かにわけるのかも？
{/netabare}
個人的にはSAO祭りみたいな感じで満足です。
