赤緑 さんの感想・評価
3.7
物語 : 4.0
作画 : 3.5
声優 : 4.0
音楽 : 3.5
キャラ : 3.5
状態:観終わった
[寸評] 妖精さんたちが作り出すわけのわからない世界を楽しむ作品
ラノベ原作。
私はリアルタイムで視聴した。
地球のどこか({netabare}イギリス説が濃厚{/netabare})が舞台。
作品名のとおり、我々人類が物質文明の末に衰退の一途をたどった数世紀後の世界。
「妖精さん」という新人類と旧人類である「私」たちが折り合いをつけながら暮らしている。
・・・という、変わった設定の作品。
作品の雰囲気は、基本的に和やかで、たぶんにシニカル、たまにブラックユーモア。
主に、旧人類の理解を超えた存在である、妖精さんたちとその世界を楽しむ作品である。
何が目的なのかとか、ストーリーとかを考えないで観たほうが良い。
類似の作品がほとんどないという点で、物語の評価をプラスにしているが、ちょっとマニアックな話で万人向けでは無い。
作画。
妖精さんがいる世界らしく、フワッとした絵。
声優さん。
中原さんの声が刺さるね。こういう明るいけどシニカルなキャラは彼女に合っている。
石塚さんの声も渋くて良い。
声優さんたちの喋り方がクセになる。
音楽も作品に合っている。
ただ、OP曲のボーカルの歌い方はいまだに慣れない。(『花咲くいろは』のOP、『はたらく魔王さま!』のEDなどのバンド)