セメント さんの感想・評価
3.1
物語 : 1.0
作画 : 3.5
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
ぴゅるぴゅるぴゅる~
本作はショートアニメが1クール分制作されたり、再放送も頻繁に行っていて、サンリオの強大な資本力の一端を垣間見れる作品です。
<物語>
これほどまでになく空っぽの内容で、キャラだけで人気を保たせているのはある種の尊敬に値します。
こういうアニメに嵌れるようなオタクになりたいです、きっと毎日笑顔で居られる気がします。
<作画>
7話のシアンの泣くシーンは気合入ってましたね、西島翔平さんが描いてます。
「しょ~と!!」OPの一人原画で確かな手腕を披露していて、ボンズ好きとしては抑えておきたいですね。
<声優>
2期から登場したキャラについて、一番気になったのはドーリィドルチのピグマカロンですね。
千葉泉さんの声は余りに低すぎて毎回性別に迷います、ピグマカロンは女性ですね。
それから沢城姉弟が共演していますね、アルカレアファクトの筋肉担当とマネージャーという関係性です。
<音楽>
BGMに関して、至極どうでも良い事ですが、11話で流れたミュージカルの曲調が、「エクセル・サーガ」の"ハイル!イルパラッツォ様!"の時によく流れているBGMに似ています。
凄い聞き覚えのあるファンファーレで必死に記憶の彼方を掘り起こして思い出せました。
<キャラ>
アイレーンのハム太郎喋り止めて欲しいのだ。
2期になりようやくロム兄の過去が語られましたね、シュウと歌ってる曲が物凄くNIGHTMAREっぽくて笑ってました。
それにしてもロム兄以外のシンガンクリムゾンズの面々は何故働こうとしないのでしょう、アイオーンとか完全にニートやないですか。
あれだけ金をばら撒けば票数稼げるのは当然なのに、何故か力不足を嘆いてるお笑い枠のシンクリですからね、ニートが3人居ても不思議ではない。
話の構成は雑も良いとこ、レンジでチンしたような簡素展開で、悪役のあの字もあったものではありません。
金持ちの道楽で作られてしまった作品を見ているようで、溜飲が下がります。
私なんかは危機意識を持ってしまいますが、それを超えた先に何かが見えてくるのかもしれません。