天地人 さんの感想・評価
3.0
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:----
続私的アニメ感想簿66
「野ばらのジュリー」に続く「キリン名曲ロマン劇場」の第二作目です。
フランスが舞台の歴史物ですが、非常に珍しい作品なんですよね。
どこか珍しいかというと、普通、フランスというとフランス革命あたりが舞台(ベルサイユのバラとかラ・セーヌの星)なんですけど、これはナポレオン三世(ふ~じこちゃん・・・って、それはルパン三世)の時代なんですよ。
しかも、第1話から、社交界にデビューしたヒロインのイザベルのもとに、そのナポレオン三世がプロイセンに捕まるという悲報が届く展開で、なんかこのアニメ、ちょっと違うと思わせるんですよ。
なんかドロドロした恋愛模様があったり、人がバタバタ死んでいく描写があって、子供向きの作品なのかって、ホント思いました(でも、大人向けって感じでもないという微妙さ)
で、この作品に出てくる悪役が、サイヤ人ティエール(違)いや、人間なんですけど、この人肌が緑なんですよ(汗)
人間で緑色の肌って、Dr.ヘルくらいじゃないですが、そういえば彼も悪ですし、緑の肌は悪のしるしなんでしょうか(おいおい)
しかし、最後にはヒロイン以外みんな死亡といってもおかしくない位死んでしまいましたね。
血の一週間が舞台なんで、しょうがないと言えばそうなんですけど(なんせ、3万人の市民が虐殺されますし)これだけ殺される描写を子供向けアニメでやるのは珍しいです(今だったらやれないでしょうね)