oxPGx85958 さんの感想・評価
3.0
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
歴史的関心の対象ではあるが、見る価値があるかと問われたら難しい
2006年の作品でありながら本サイトで高評価を受けてランキング上位にいる、ということで見てみました。同じ動機で見た『とらドラ』と比べると、あちらがいまも古典として見ることができたのに対し、こちらは古くさく感じられます。異世界転生ものとかツンデレものといった諸要素の消費とイノベーションのサイクルの中で、ちょっと中途半端なポジションにいる、ということなのでしょうかね。
それでもさすがに本作はうまく作られていて、悪くありません。第1期は。
第2期に入って国家間の戦争がプロットの中心に据えられると、ライトノベル的限界が露呈して、見るのが辛くなってきます。結局、第3期の第1話で見るのを止めました。
なお、アニメに疎い私もだんだんと「ツンデレ」の概念がわかってきたんだけれども、これってこどもの教育によくないよな、と思いつつあります。本作の主人公2人の関係は、ドメスティック・バイオレンスを生み出す共依存そのものなわけです。