プラ さんの感想・評価
3.1
物語 : 3.5
作画 : 2.5
声優 : 3.0
音楽 : 3.5
キャラ : 3.0
状態:観終わった
リバイバル上映を観ました!
NHKでの再放送やBDなどで何回も見ていたカードキャプターさくらの劇場版第一弾、ついに映画館で見ることができて感激!映画のスクリーンで見るさくらは最高ですね!!……といっても、アニメのレギュラー放送みたいなカードの封印シーンや闘うさくらちゃんはあまり描かれていないのがちょーーーーっとだけ残念、本当にちょっとだけね。
偶然か必然か、商店街の福引で香港旅行を引き当てたさくらは、冬休みを使って桃矢・雪兎・知世の4人で旅行に出かける。華やかな街並みの香港とおいしい中華料理を楽しむさくらであったが、そこに現れた不思議な小鳥に引き寄せられるようにして、辿り着いた井戸に転落しそうになたところを小狼に助けられる。小狼はさくらに水には気を付けろと忠告する。
ある夜、さくらは夢を見る。水で満たされた空間を漂う白い布、その先には不思議な魔道士の姿。夢の中で、その魔道士に白い布で腕を捕まれたたさくら。この夢はいったい何を意味するのか…
その魔道士は、かつて香港で名を馳せた占い師であった。しかし、突如現れたクロウ・リードという魔術師にその座を奪われて、その仕返しがしたいのだと言う。さくらはクロウカードを持っていたせいで、この魔道士に引き寄せられたのであった。
かなりの魔力の持ち主であったこの魔道士にさくらの仲間たちは捕えられてしまう。さくらは小狼の母親(こちらも相当な魔力の持ち主)の助けを借りて、魔道士に立ち向かう。
ただ、圧倒的な魔力の差に屈し、さくらも捕えられ水の中に閉じ込められてしまう。ここで、さくらは「水は流れゆくものです」というクロウの言葉を思い出す。そして、さくらは呪縛を振り払い、魔道士に告げる
「クロウさんのことが、好きだったんですね」
好きな人がいなくなってしまい、好きという気持ちをずっと伝えられずにいたんだということに気付いたさくら。わたしの本当の気持ちを伝える前に、もし雪兎さんがいなくなってしまったら…そう考えたさくらは涙をこぼし始め、クロウはもういないんだ、と魔道士に告げる。さくらの泣く姿を見て、魔道士もその事実を受け容れ、消えていく。