Dkn さんの感想・評価
4.3
物語 : 4.5
作画 : 4.0
声優 : 4.5
音楽 : 4.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
作者が、舞台にしてる五島出身者。リアルな描写と温かな人間ドラマ。本編の他に2つの感動。
このアニメはやっている時結構ハマっていて、Blu-rayも買いましたね。
ファンなら知っているかと思いますが、このアニメをやってる時期に3つの感動がありました。
まず1つ目はアニメ本編での感動。これはアニメを見ていただけたらわかりますので省略w
2つ目は、映像特典で“琴石 なる”役の原涼子(はらすずこ)ちゃんと、
半田 清舟(はんだ せいしゅう)役の小野大輔さんが、五島へ実際に行く映像特典。
これはホント素晴らしかったです。 海に行って2人が遊んだり、実際に書道を習ったりします。
作中でのシーンをドラマなどで活躍する子役の涼子ちゃんと、小野さんが再現するのですが、
ハマリ過ぎててちょっと泣きそうでしたw 実写化したみたいだった。
五島の方々も温かくて、作中でのお話はほんとなんだな~と実感しました。
3つ目がラジオでの感動。
このアニメは、作中に出てくる子供たちを実際の子供(子役)が演じていて、
アフレコ現場はさながら小学校のようだったらしいです^^
美和役の古木のぞみさんは五島出身の方で、ネイティブな五島の方言を指導されていたとか。
それくらい本気な現場だったために結束は固く、
ラジオでは小野さんが作中と同じように“先生”と呼ばれていたりと、
ゲストに呼んだ子役さんとのやり取りは微笑ましい限りでした^^
ラジオが終わるときには、役者の皆さんが作品のことが大好きで、終わりたくないと大号泣。
“ばらかもん”の打ち上げも、小野さんは子役の皆さんからメッセージをもらい号泣したらしいですが
このラジオでも何度も泣いていましたね(笑 素敵な方です。
1つのアニメ・・しかも1クールで。 ここまで感動の量が多かったものもありませんでした。
実は私、家族からこの“ばらかもん”を漫画開始当時にすすめられてたのですが、
いかにも若年層向けという印象に食わず嫌いをしていました。
ですが、若年層向けどころか大人になってからでないと気づかない事が満載の、
“大人向け”アニメと言ってもいいくらい、身につまされたり、考えさせられたり、懐かしんだりと、
何重もの楽しみがある作品だったんですね。 失礼しました;
OPやEDの親和性も良く、作画や演出も丁寧、しかも1クールなので短い。
胸を張ってオススメできる良いアニメです。 見てない方は是非どうぞ^^