退会済のユーザー さんの感想・評価
1.0
物語 : 1.0
作画 : 1.0
声優 : 1.0
音楽 : 1.0
キャラ : 1.0
状態:観終わった
なんだこれ
長文です。
少し強く書いてます。
御了承下さい。
作画や演出に関しての評価はありません。
ストーリーや設定についての評価のみになります。
まず評価は☆1つですが全体的には良い部分も多く、面白く見ることができました。
登場人物は個性的で基本的にアホだったので日常は面白かったです。
にも関わらず、それぞれの過去は辛く理不尽なものであり、既に報われずに死んでるとゆう世界と結び付いて、シリアスな部分には並外れた物がありました。
(あれだけ人がいて掘り下げが少なかったのはここでは取り上げません)
ここから先ネタバレです。
じゃあなぜ評価が☆1なのか、
理由は99%主人公にあります。
ちなみに1%は前に書いた過去を掘り下げた登場人物の少なさだったり成仏の描写が1秒もない登場人物の多さだったり、NPCの反応に対して食券獲得作戦の意味不明さだったり、最初の2人に対して他の登場人物の成仏の超容易さだったりと、数あるつっこみどころによるものですが、そんなのは一本ちゃんとしたものさえあればどーでもいいので、ここでは深く触れません。
では主人公について、
最初に「ん?」と違和感を覚えたのは中盤にユイを成仏させようとした所です。
バンドの役割や重要性なんか全く考えずにただ簡単に出来そうとゆう理由でユイに決め、目的を言うこともユイ自身に意見を聞くこともなく勝手に成仏させようとする。
それへの取り組み方も体を張ってはいるが早く終わらせようと、もう作業のような感じ。
最後は結局日向のおかげで成仏。
そこから主人公の人物像が変わっていき、終盤に突入、最後の場面になりますが、主人公と天使の2人になった時、
これはもう本当にストーリー作った人物に何がしたかったのか聞きたい。
この作品を高評価してる方にも聞きたい。
<まず主人公が天使にこれから来る人達のために残らないかと提案する>
→はい、悪くない提案だと思います。
<主人公が天使に告白>
→さっきの提案が一緒にいるための口実に聞こえてきた上にここで告白はずるくない?
<返しの天使からの告白を主人公がなぜか否定しようとする>
→ご都合主義にも程があるだろ!とゆうのはさっきも書いた通りどーでもいいですが、主人公の行動の意味不明さがすごい
<天使成仏、主人公泣きながら天使の名前を叫びed曲の後、来世で再開する描写でエンド>
→結局この後主人公も成仏したわけであり、前の提案がただの口実であったことが判明。
つまりまとめると、この主人公は特にそんな描写もないにも関わらず天使のことを好きになり、天使の事を庇ったり、野球回では日向に消えて欲しくないと駆け寄ろうとしたりと優しさに寄せたエゴを見せていたが天使の目的を聞いてから終盤にかけて一転、成仏こそが正しいと皆に促して皆もそれについてきてくれたのにも関わらず自分は天使に好きだからとゆう理由で残ろうと提案。
少しの優しさすらなくなりました。
しかし天使にその気はなく、これまで「あなたがそうゆうのなら」と言っていたのはあくまで生前の恩に他ならなかった。
主人公はふられ、天使は成仏、しかし諦めない主人公は来世でなんと再会をはたすのだった!!
ちなみに他の人の来世は描写なし!!
なんだこれ!!!?
です。
音無は良く言えば人間らしいです。
ただ、この物語の主人公としては最悪です。
ここまで裏切られた作品は初めてです。
賛否両論あるとは知ってましたがここまで酷いアニメも珍しいのではないかと思います。