赤緑 さんの感想・評価

3.8
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.5 状態：観終わった

中学生たちが可愛い、クセの少ない普通の日常系

最初はなんか退屈そうだなー、そしてウザいキャラがいるなー、と思いながら観ていた。
でも、観ていくうちに、存外になんだか居心地が良くなってきて面白かった。
具体的にどこが面白かったか、と問われるとちょっと困るが、恋愛要素とかベタなネタとかほのぼのとかの、各々のバランスが良かったと思う。
あと、個人的に好みの、アホ可愛い子がたくさん出てくるところが良かったのかも。
主人公の女の子も、至ってマトモな女子中学生で可愛い。
もちろん子供としてね。


原作は、電撃マオウという、私は良く知らない雑誌に連載されている漫画。
ちなみに、電撃マオウには『狼と香辛料』や『艦これ』のコミカライズなども掲載されているらしい。

最近はラノベ原作のアニメばかり見ていたので、漫画原作なのが新鮮だったのかも。

作品全体で萌えは少な目（劇中作品は萌え成分多め）、主人公は普通の女子中学生という学園コメディーで、オタクキャラや厨二キャラも出てくるんだが、話の中心は普通の美術部の活動と部員たちの交流が主になっている。中学生には男子も含まれる。一人中学生っぽくない人もいるが。


ありがちな話と思う人もいるかも知れないけど、私はそういうのは気にならなかった。
アニメとしての出来は良いと思う。


物語：
これはすごい、という話は無かったけど、テンポは良かった。

作画：
滅茶苦茶ハイクオリティーというわけではないが、安定していた。

声優：
良かった。
ただ、すばるはちょっとオッサンすぎやしないか。部長はオッサンっぽいからいいとして。

音楽：
OPED曲はあまり興味ない。OPは本来の意味で無駄にかっこいい。
OPアニメは一部、間が抜けていてヘン。
劇中曲は雰囲気に合っている。

キャラ：
みずきが普通に良い子なので安心して観られた。
アホ可愛い、コレットやかおりも良かった。