天地人 さんの感想・評価
3.0
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
ネオSFスーパー英雄(?)列伝12
京都造形芸術大学の学生が卒業修了制作展にて公開した作品です。
まんが、にほん自主制作あにめ(ぼうや~、良い子だねんねしな~♪)
むか~しむかしじゃないけど、あるところに音楽好きな2人の少年がいたそうな
ふたりはギターを買って、そりゃあ沢山路上ライブをしたんじゃ。
そしてある日、二人の前にひとりの男が現われた。
その男は言うには、プロの歌手としてスカウトしたいとの事だった。
喜ぶ二人だったが、スカウトマンが欲しがったのは、ひとりだけだった(by 市原悦子)
という某日本昔話に出てきそうな内容(ウソ)です。
その後、スカウトされた少年は期待の新人としてデビューし、されなかった少年はその後も路上ライブを続けるものの、芽が出ず、そのまま年を取っていよいよ人生の終わりを迎える事になります。
ここら辺があっという間に過ぎるところが、また昔話風だったりして(おいっ)
友達と別れ、歌手として成功し幸せを掴んだ(ように見える)彼が最後に思った事は・・・
この後の展開は、いわゆるループ物(リプレイ)なんですが、成功だけが人生なのか、いろいろと考えさせられる作品です。
セリフが無く、ギター音楽だけが流れるのもいいですね。